めちゃゆるな画風の小山健 ヴィレバンにてイチオシの棚ができていてずっと気になっていました。
男の人?で生理?全く想像つかん!でも、なんか評判いいよね・・・
ということで、2冊立ち読みしちゃいました。
お父さんが誕生する瞬間
お父さんが描く育児漫画も最近増えてきたようですが、父親になるまでの葛藤というか、思いが描かれていて、笑いの中にもしんみりしちゃった。
さちこ(妻)ちゃんが、「あんたばっかりイクメンでいい親気取りかよ!」的な感じで切れる場面があるんですが、まったくもって膝を打つよね!
(育児のことをSNSに載せてた)
でも、母親の負担半端ない、とか娘に大好きなことを見つけてほしいな、と思ってるところとかキュンとしました。
それから、フリーの漫画家さんとしてあと数十年もお父さんとして稼がないといけないことが「怖い」「僕だって誰かに抱きしめてほしい」と書かれていて、ほんとそうだよね~とか思ったり。
最近のAVが出来が良すぎて、妻とは兄弟のようになりすぎて全然子供を作れる気がしない、というあけすけな意見には、そうなん?そうなん?とビビりましたよ。
日本の少子化はもしやこれが原因ですか?
このハート型の妖怪が・・・生理ちゃん
この人は、男の人なのに良くこんな話が描けたなと思う。
生理ちゃんは女の人のところに、ひと月に一度やってくる。玄関からこんにちは~って。そして、ひどい生理痛だったり、なんだがだるかったり、機嫌が悪くなったりする生理の大変さを、描いてくれている。
短い一話完結の話の中に、それぞれの事情を抱えた女の子と生理ちゃんが出てくるんだけど、生理ちゃん、まーまーいいこと言ったりしますよ。
そして、男の子も結構つらい・・・んだそうです。
以上、2冊とも立ち読みしてしまいました。印税に貢献せず申し訳ございません・・・