うちの最も近い本屋は、カフェ併設。
買ってない本も立ち読みできるなんて天国か?
時間があるときはコーヒー一杯で、気になってるけど買うほどじゃない本をがっつり掴んできて読んできます。
今日読んだのは全く真逆の事を言ってるビジネス書2冊。
「前祝いの法則」と「モテる読書術」
前祝いの法則は「予祝」といって、何か目標とか夢とかがあればまずは
「できたおめでとう!!ばんざーい!」ってな具合で本気で祝っちゃう。
すると、イメージトレーニングしたとおりに良い結果がついてくるよ、というものです。
あの有名な武田鉄矢氏も、芽の出ない下積み時代に一回夢をあきらめて博多の実家に帰ったそうです。
すると、鉄矢さんの母親は「あんたの顔には貧乏神が取り付いてる。酒でも飲んで追っ払わんね」といって、「鉄矢さん成功おめでとう!!」と盛大に飲み会をしたそう。
その後、再度発起してあれよあれよ、という間に仕事が回ってくるようになって現在に至る。
へー、先に祝っただけでねぇ。元手いらずでいいわね。
私が気になったエピソードは、運動も勉強も正直パッとしない息子に対して
「お父さんは今日テレビに出るような有名な占い師に占ってもらってきたのが、お前は実に大器晩成型で、これから花ひらくであろうといわれたぞ。」
と言ったらしいんですよ。
もちろん、本当はそんな占い師のところに行ったわけではなくいわば軽い気持ちで。
ところがその後、息子はめきめきと伸びるらしい。そして、一年後に「父さん、あの有名な占い師はよく当たるね」と言ったとか、言わないとか。
・・・使える!これはうちの子に使えるのでは?
よく、学校の先生にこの子はIQが高いので、もっと伸びるはずです。と伝えておくとそれが嘘であってもその子の成績が伸びるというのは、よくある聞く。
いわば、周りが期待、もしくは本人が期待して成績が上がるという寸法。
・・・しかも、元手いらず。
早速、子供たちに宇宙からのメッセージを拾ったところ君は伸びる!とでも言ってみよう。
などと、妄想したところで2冊目に読んだ本は全く逆の毒舌トーク全開「モテる読書術」
私は、最近読書ブログも始めたことだし読書術、にひかれて手に取ったのだが、本文中にこんな本を読む女性がいるとは思えないが、などと数回出てくる。
しかし、そんなに下心にまみれた本かというと、そうでもない。
伝えたいことは結構まとも。
心に残ったキーワードとしては、本はとにかく読む!筋トレするより本を読む!
そして、本を読むまえに評判を検索、著者について検索、読んでいる最中も気になったキーワードはすべてメモ、検索!
これってかなり大変な読み方だとおもいますね。いわば筋トレ的読書。
ふつうは、のんべんだらりと読みますもん、本。コーヒー飲みながらだったり、寝そべったりベッドの中だったりね。
今はスマホを利用すれば、検索やメモが簡単に行えるようになった。
このおかげで読書の広がりができるようになったのだそう。しかも、電子書籍を利用すれば、本ににメモが残せるし引用も容易になっている。
いわば、スマホを自分を外付けHDのように活用する、活用することができる人になれ、と。
ざっくり紹介するとこんな感じですが、とにかく毒舌というか少々極論。
てっきり、ペンネームで書いてるんでしょ、と思ったけど先ほどAmazonをみたら著者近影までばっちり出てた。
そんなら、こんだけ大口たたいてもいいかな。
とこんなところで、4冊読もうとおもって持ってきましたが、残りの2冊は読めずじまい。
メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book)
- 作者: 前田裕二
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2018/12/24
- メディア: 単行本
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これ、新聞の広告で秋元康さんがほめてて、気になったんだけど。
私は影響されやすいのできっとすぐメモ帳買ってしまう気がする。
また今度読もう。
もう一冊は、漫画でわかるというやつ。どんだけ子供の学力が心配なんだ。
こちらもタイムアップで読めなかった。