パーク・ライフ 吉田修一

パーク・ライフ

posted with 簡単リンクくん at 2006. 8.23

吉田 修一著
文芸春秋 (2002.8)
ISBN : 4163211802
価格 : ¥1,300
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以前の話題作だったおもい、手に取ったのだが・・・
ごめん、私にはわからなかった。
主人公（入浴剤を販売する会社に勤めている20代後半独身男性）
のパーク（日比谷公園）で出会った女性との淡い交流。
恋までも行かないし、最後どうなるのかもわからないし、
端々にひねりのきいた文章が盛り込まれているものの
ぜんぜんおなかがいっぱいにならない感じ。
要するに、え？これでおわり？
単細胞の私はちゃんと答えをお膳立てされた物語を読むのが好きなのよ。
これが文学というものなのかしら？
いつもミステリーばっかり読んでるからよさが判らなくなっちゃったのかしら。
やや不安になったよ。でも、余暇に読んでんだから、
読み終わってストレスたまったらいや。
自分は結局茶の間でせんべいかじりながら、
水戸黄門を見ているかのような読書姿勢であることを確認した次第でございます。
でも、表紙イラストは私の大好きな寄藤文平（たぶん）。