そろそろkindle unlimitedの契約期間が切れる。おそらく最後?の小説はこれ
のどかな田舎の刑事、黒川鈴木。黒川が姓で鈴木が名前の珍名人物。
恐ろしく頭は切れるが、周りのへっぽこのせいでいつもイライラ、(と本人はおもっている)
実際は黒川も、結構な言われようだったりする。
ーーー以下引用ーーー
「でもねえ 、黒川くんは生真面目だからああいうのをやらせると照れるんだよね 。照れが隠せないとさあ 、見ている側が引いちゃうんだよね 。ああいうの 」
「引きますよねえ 、そういうの 。で 、周り引かせておいて本人は 『義務をやり遂げた 』みたいな顔しているんだよね 」
「うわあ 、それ最悪じゃないですか 」
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てな具合。ユーモアミステリーで大変楽しく読めた。
ちょっととんでも系ではあるがトリックもしっかりしている。
しかし、この話の1番の魅力は黒川のまさしく 糟糠の妻。
なんでまさしくかと言うとコンビニ強盗に人質にされた黒川を置いて、ぬかみそかき混ぜるの忘れていたと言う理由で帰ってしまうような、そんな人なのだ。
が、頑張れ黒川!
ちなみにデカ黒川、と言うタイトルでドラマ化されているようです。
Huluで配信されてたー後で見よう。主役は板尾さん。合う!
https://www.hulu.jp/deka-kurokawa-suzuki