先日の毎日新聞に、横溝正史の手紙が大量に発見されたという記事が載っていた。
横溝が、雑誌、新青年の編集長だった乾と交わした長年の交流の記録で、一度横溝ブームが下火になり、また復活するまで気持ちなどが記されているらしい…
多い時は年間30通以上やりとりをしていたらしいから、かなり親密な仲だったようだ。
熊本県立図書館にて、その一部が見られるらしい。
また、金田一耕助用語辞典も発売された。私の中では第三波がきたんじゃね?というくらい今週は横溝正史、金田一耕助の露出が多い。
以前、江戸川乱歩版を本屋で見かけて、うおー!!!横溝版はないのか!?
とおもっていたらやはり。
イラスト入りで飽きさせない。(とはいえ、ちょっと予想外のイラストのテイスト。これはこれでかわいいけど、乱歩版が以下のような感じで 大正・エログロを思わせるイラストだったから、そう来たかとは思うがね。)
写真はとある短編のトリックを暴いてる時の金田一と、鍵屋の娘。
ちなみに、このブログのタイトル「金田一さん事件ですよ」の由来についても載っている。
そしてこのタイミングでたまたま、図書館で借りた
「横溝正史読本」
ただし、ことらはずいぶん以前に書かれた本(70年代)
最後には横溝正史の年譜が付録。兄の名前、かなおなんだ!(わかる人にはわかるやつ)
など、細かいそして大方の人にとってはどうでもいい事を発見して喜ぶ。
いやー、来てるね。タピオカの次は横溝なんじゃない?スケキヨなんじゃない?