有栖川有栖「怪しい店」火村英生シリーズを読んだ。
正確に言うと、ドラマ化はすでにされていてこの度「臨床犯罪学者 火村英生の推理 2019」でスポット的に制作された模様。
huluで観られるよう↓まだ見ていないけど。
タイトルに店、とは言っているように「お店」しばりの火村英生シリーズ短編集。
自転車操業の骨董品店だったり、本日閉店の理髪店だったり・・・
人が死んだり死ななかったり。
ちょっと変わったところでは「耳屋」
人の話を聞く商売。ということでカウンセリングのような、占いのようなそんな因果な商売を開いていた主婦が殺された。
こういう、元手いらずの商売はやっぱりこわいものだと再認識させられる話だった~
でも、この人、商売のせいで殺されたわけじゃない。
これ以上はネタバレなので控えさせていただくが、なんと犯人、名前がわかるより前に犯人と指摘されるという。
火村がすごいのか?冷静に考えるとそうだよね。怨恨だよね、という話。こういうやられちゃった感は結構好き。