最近の私の気に入ってる読書スタイルは、kindle版を購入して、通勤中にiPhone読み上げ機能で歩きながら聴く。これ読書が超はかどります。
ただ難点は、なかなか誤読が多いこと。
江戸川乱歩全集を現在読んでいるのだが、明智小五郎が半分以上の確率で「めいち」だし、金田一耕助は「こうじょ」だし。なかなかがっくりする一面もある。
そして半年くらいこのスタイルで通勤して気が付いたのだけど、kindle読み上げ
の機械音声。どうやら、挨拶とか呼びかけ、断定のときだけいきなり声が大きくはっきりするので、結構びっくりする。
「はい」「こんにちは」「です」なんかの単語類が突然大声になるんですよ。文脈関係なく。
あと、例えば日本語の中にアルファベットが混ざると「中の人」が交代して発音がめちゃくちゃよくなる。
でもそんなひとくせさえ我慢できればほんと、通勤時間がちょっとした運動時間で読書時間に。
ここでビジネス書とか聞いてたら意識高い系?だが、私が聞いてるのは「江戸川乱歩」
ようやく、7割読了です。これなんかkindleで200円よ?200円で江戸川乱歩が全部スマホに入ってるとか、小学生のころだったら未来か!って突っ込んでたね。未来だけど。
(先ほど見なおしたら99円でした…99円で~以下同文。もうね、ペットボトル一本より安いからね。意味が分からんね。)
私のミステリー愛好の原点は江戸川乱歩。図書館の少年探偵団シリーズ読了から幕を開けた気がする。
そういえばこの全集、今ちょうど少年探偵団シリーズのところを読書中なのだが、で今考えると滑稽というか、あんまりやろ?と思う部分もおおいのだけど、そこは小林少年と明智小五郎のキャラで「もういいか!」という気になってくる。
昔から忘れられないエピソードで明智小五郎が趣味で高等数学の問題を解く、っていうのがあって。当時大人は勉強しないもんだと思ってた私は趣味で勉強する探偵の存在にびっくり。
うらやましいとかマネしたいとかいうわけではなく、価値観の違いというものを初めて知ったというか。
それと、2年ほど前に合本版がまさかの破格値でゲットできた横溝正史の金田一シリーズ。
どちらも合本版なので読んでも読んでもまだ読める。お得。
金田一耕助シリーズについてはまた今度ゆっく考えて、書きたいと思う。
ただ、不満としては目次機能がほんとお粗末!特に合本版は異常に長いので次の本が読みたいとか、前の本が読み返したい時など、目次から飛びたくても、章ごとにリンクが張ってあったりするのでめちゃ飛びにくい。
せめて目次に階層くらいつけてほしい。
ここは何とかしてくれないかなーと思う。電子書籍のいいところやろ、検索性とか。意外と読みたいところにすぐ飛べるのはまだまだ紙のほうが優秀。
あ、最後にkindle読み上げ機能ですが皆さんのスマホでも多分できます。「kindle読み上げ」で検索してくださいね。
一回設定すれば、あとはスマホで二本指で画面を下までシュッてすれば読み上げ始めます。シュッて。わかってくれ!
追記:スワイプというらしい。