iCHi's diary~本は読みたし、はかどらず~

主に読書録。読み終えた本がこのまま砂のように忘却の彼方に忘れ去られるのが申し訳ないので、書き留める。要は忘れっぽい読者の読書日記。

「妊婦は太っちゃいけないの」

産科へ行くたびに「最も軽そうな服」を選び朝食を控える私。だって先生から毎回怒られるんでもの。

早いもので9ヶ月。今一番の関心事は体重。前回も前々回も同じ様にに苦しんでいた「体重管理」

もうこんなにおなかが大きくなっているのに、産まれてくる子の名前よりも自分の体重か!肌着もまだ買ってないぜ!!(今だって、キッチンにある栗まんじゅうが気になってしょうがない私。食べるか?食べてしまうのか)

で、この本のタイトルを見たら、読まずにはいられないでしょう?

妊婦は太っちゃいけないの?

著者:高島 系子

妊婦は太っちゃいけないの?

ホント、世間(ていうか、母親)は「二人分食べないと」と言うけれど産婦人科の先生は「おやつ禁止ですからね~」とさらりと言うしさ~。何より、少しでも気を抜けばすくすくと増える体重!

この本は、出産を経験した著者(健康関係のライターさん)が主に東洋医学の見地から「そんなに体重ばっかりきにしなくてもいいのよ」と言ってくれる本です。

し・か・し!!!決して食べ放題お勧めではないのです。残念ながら。

(食べ放題お勧めではなく、お勧めの食べ物がのっております)

自分の身体のタイプ(東洋医学のね)を」把握して、体重よりも「めぐりの良い身体」を目指しましょう。というもの。

特に私は、”風邪を引いたらのどから来るタイプ”で、熱はあまりでない。

これって、他の人もみんなそうかと漠然と考えていたけど、ちがうんですね~

CMでも「私は熱から」とか言ってますが、今までは症状の違いは、風邪のウィルスの違いかな?と考えていましたが、体質によるものが多いと聞いて納得。

自分の体質を知り、そんなに数値(体重)にとらわれることなく、漢方とかハーブとかを取り入れながら上手に出産しませんか?お産は医療ではありません、産ませてもらうのではなく、自分で産むのですよ~

と教えてくれる本です。たしかに、体重ばっかり気にしていたらせっかくの貴重な体験(3人産んでも3回しかない!)出産というイベントが、苦しい病気みたいに感じちゃいますもんね~。

と思いつつ、こんな本も買ってしまいました。ベストセラー!

いつまでもデブと思うなよ (新潮新書 227)

著者:岡田斗司夫

いつまでもデブと思うなよ (新潮新書 227)
むちゃくちゃ、高評価をつけていますが・・・・

妊婦はデブじゃないも~ん!!と思いつつ、テレビで岡田さんの変わり果てた?姿をみて思わず読んでしまった。

いや、この本話題になるだけありますよ。ダイエットのハウツー本というよりは、ダイエットをする決意をくれる本というか・・・・そんなに高い本ではないので、とにかく読んでみて~というかんじ。

但しこのダイエットは、100kgの人が50kgに減らすのに最も効果的な方法。あと3キロやせたい様なダイエットではないかな~という気もします。

内容は、いろんなところでも紹介されていますが、食べたものを記録するというレコーディングダイエット。

私は、レコーディングダイエットそのものよりも、最初の章の自分を格付けする社会が家柄→学歴→ブランドから、「見ため」に変わってきている!!!と言う説がおもしろかった。

東大出身の彼、デブなのは「ちょっと残念」から「ありえない、論外」になっちゃってるそうな。

確かに、スーパーでデブが「ポテチとコーラ」を大量に買ってるのを見ると「だからデブなんだよ!!」と言いたくなる・・・

ダイエットは最もローリスクハイリターンな自分改造!やらなきゃ損だ!そうです。

これを読んで、私も食事のカロリーにすごく興味が出てきました。

そうそう、この本「記録するだけ」と謳っていますが、結局「摂取カロリー」をすべて「記録する」ですから!(段階をおってですけどね)

効果的だけどやる気がないと続きません。