iCHi's diary~本は読みたし、はかどらず~

主に読書録。読み終えた本がこのまま砂のように忘却の彼方に忘れ去られるのが申し訳ないので、書き留める。要は忘れっぽい読者の読書日記。

「ザイム真理教」「書いてはいけない」

話題の人森永卓郎の「ザイム真理教」と「書いてはいけない」を読んだ。

 

いやーめちゃくちゃ面白かった!!

未読の方、特に同世代(団塊ジュニアあたり!)には読んでほしい内容。

 

初任給(30年前・・・)と今の給料が変わらないことになんとなく疑問は持っていたものの、やっぱりおかしくない?30年間も所得が横ばいってそれでG7とかってやっぱりおかしいやろ!というのに気付かされる本。

 

日本ってそんなに財政緊迫してなくない?今、我々は45%くらい給料が引かれているがこれって江戸時代だったら五公五民で一揆がおこるれべるなのだそうだ。

 

うちらって従順~

 

というか我々の20代30代はやっぱりカワイソなんではないだろうか。

こんなな簡単な理屈がみんなに伝わらないのはなぜか、それは財務省に逆らったものは口封じされるかららしいよ・・・

 

ちなみに、財務省の口封じは「税務調査」として嫌がらせのように追加徴税をしてくれるらしいよ。

 

読み終わった後、他人に勧めまくっていたが、いかんせん私の拙い推薦だと良さが伝わらず、いまいち読書の輪広がらぬ。

 

とくに、旦那に教えたいのだがかえって喧嘩になりそうなのでやめておく。

 

 

ザイム真理教

ザイム真理教

  • 作者:森永 卓郎
  • 三五館シンシャ                 
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やさしく、やわらかく、面白く、日本経済に警鐘を鳴らす本。

■それは信者8000万人の巨大カルト
「大蔵省(現財務省)の奴隷だった」という自身の実体験をもとに、
宗教を通り越してカルト教団化する財務省の実態をあばき、
その教義を守り続けて転落し続ける日本経済&国民生活に警鐘を鳴らす、森永卓郎による警世の書。

~旧大蔵省時代を含めて、財務省が40年間布教を続けて
きた「財政均衡主義」という教義は、国民やマスメディア
や政治家に至るまで深く浸透した。つまり、国民全体が財務省に洗脳されてしまったのだ!(本文より)~
書いてはいけない

書いてはいけない

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私がテレビやラジオなど、メディアの仕事をするようになって四半世紀以上が経過した。その経験のなかで、メディアでは、けっして触れてはいけない「タブー」が3つ存在した。
(1)ジャニーズの性加害
(2)財務省のカルト的財政緊縮主義
(3)日本航空123便の墜落事件
この3つに関しては、関係者の多くが知っているにもかかわらず、本当のことを言ったら、瞬時にメディアに出られなくなるというオキテが存在する。それだけではなく、世間から非難の猛攻撃を受ける。下手をすると、逮捕され、裁判でも負ける。
だから、賢い人はそうした話題には最初から触れない。知らぬ存ぜぬを貫くことだけがメディアに出続けるために必要なことだからだ。ただ、私はそうした態度を取ることができない性格だ。(「まえがき」より) 

 

書いてはいけないでは、3つのタブーにチャレンジしている。

森永卓郎氏の「もはや怖いものはなにもなし」という勢いに脱帽する。

テレビではニコニコした「あのおじさん」としかおもっていなかったがなかなかの骨のある人物とみた。

 

3つのタブーのうち、「ジャニーズ」に関してはよく報道もされたので知っていたし、「ザイム真理教」についても前作でよんでいたので、おさらいの気持ちで読んだ。

ただ、「最後の日航123便の墜落事故」については驚ろかされた。

 

森永氏も「信じられないと思うかもしれないし、とんでも陰謀論と思う人も多いだろうが、私は信じている」と書いているが、あの事故の原因は自衛隊の誤射だというのだ。

 

しかし、読み進むにつれなるほどそんあこともあった(かも)

そんなことが起こりうるのだな・・・これぞ実際にあった怖い話。

これが本当であれば成仏できない!

うまく説明出来ないのでほんと読んでほしい!

 

次に読みたい本

日航123便 墜落の新事実 目撃証言から真相に迫る

スチュワーデス時代に同僚をこの事故でなくした著者が丁寧に証拠集めをしたルポタージュ。