iCHi's diary~本は読みたし、はかどらず~

主に読書録。読み終えた本がこのまま砂のように忘却の彼方に忘れ去られるのが申し訳ないので、書き留める。要は忘れっぽい読者の読書日記。

神様のご都合主義万歳!「夜は短し歩けよ乙女」「四畳半神話体系」

すっきり秋晴れの良い天気が続いております。いよいよ読書の秋到来ですなー

といっても、昨日ようやく読み終わったのは角川文庫の夏のフェアで買った2冊。

2冊買うとブックカバーがもらえるんですよ。このために毎年購入している・・・(今年は「真珠の耳飾の少女」にしました。)

おまけ狙いとはいえ、本屋さんで大変吟味した2冊ですもの。期待大(それにしては読むのに時間かかりましたが、期待を裏切らない”オモチロイ”作品でございました

発見。角川文庫

夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)

著者:森見 登美彦

夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)

たしか、書店員さんが選ぶ本で書店大賞で選ばれたのではなかったのか?

若々しい、ばかばかしい?青春小説?なのかな~フシギな町で繰り広げられるご都合主義のラブストーリ??うまい説明が思いつきませぬ。

でもね、面白い言葉がたくさん拾えるんですよ~

読みながら、千と千尋の世界を思い起こしました。あの、なんでもありなフシギな感じ。

宮崎アニメとかいいかも~

つづいて、こちらも面白い!!

四畳半神話大系 (角川文庫)

著者:森見 登美彦

四畳半神話大系 (角川文庫)

これね、読む者がパラレルワールドに入り込んでしまうようなお話なんです。

最初、気づけなくってあれ?あれ?なんども読み直してしまいました。

これももてない四畳半に住む妄想系の青年が

「ああ、あの時こうしていれば今頃は黒髪の乙女と仲良くし、すばらしいキャンパスライフを手に入れていたかも知れぬ!」

と、もんもんとするのですが、そのこうしていれば・・・を全部やってみたらどうなるか?でお話は進んでいくのです。

最後の章は圧巻で、四畳半の中にとじこめられ、自分の部屋から出るとまた自分の部屋・・・永遠に続く世界に閉じ込められちゃうのです。

しかし!なんかおしゃれな現代映画風の設定にはなっていて、もものすごーく地に足が着いてぶれない、かっこわるさ(*^.^*)

結局どのコースを選んでもなんとかかわいい後輩とうまくいってしまうのですよ~

がんばれ、もてない妄想系大学生~

しかし、森見さんのかくお話ってなんか天下の京大!魔窟もたくさん!ってかんじですなぁ

どちらにも、仙人のようになった大学生、樋口さんという方が現れます。

私にとってはこの人が、作者森見さんのイメージ。

こちらもオモシロい言葉がたくさん拾えますよ!

「恥を知れ俺!しかるのち死ね!」とかね。