iCHi's diary~本は読みたし、はかどらず~

主に読書録。読み終えた本がこのまま砂のように忘却の彼方に忘れ去られるのが申し訳ないので、書き留める。要は忘れっぽい読者の読書日記。

とにかくたいへん!「まさかりどんがさあたいへん」

う~ん、これは間違いなく「どろぼうがっこう」に並ぶ「かこさとし」さんの傑作のうちのひとつ。

生協のカタログで紹介されていたのですが、確かに面白かった。

リズムのいい文章が最後までつづき、しかも結構長いので、読んでるほうは調子の乗って、最後は息切れしそうになってしまう。すごい本だ~

内容は、まずまさかりどん(表紙にあるとおり、金太郎が担いでいるあれに手足がついてて自分で働く。便利)が大きな木を一本切り倒したことから始まります。

たくさんの道具たちが次々あつまり、いすを作ったり、ピアノをつくったり、ドレスをつくったり、なぜか、ロボットまで作ってしまう。

ちなみにそのロボットは、「スースー・パーパー ウルウル・トラトラ ロボット」とこの調子。

あそびごころいっぱい、つっこみどころ満載のユニークな本です。

まさかりどんがさあたいへん
かこ さとしさく え
小峰書店 (1996.3)
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