iCHi's diary~本は読みたし、はかどらず~

主に読書録。読み終えた本がこのまま砂のように忘却の彼方に忘れ去られるのが申し訳ないので、書き留める。要は忘れっぽい読者の読書日記。

まさに激!「人生激場」

しをんさんが週刊新潮に書いていたエッセイ(知らんかった)。

それなりに読者を考慮した「仁丹」ネタから始まり、坂道を転がり落ちるかのように乙女(死語?)の身持ちの堅い(何もない)日常をぶちまけております。
その様子はまさに激!ワイドショー、昼メロ、ワールドカップに胸毛ネタ。

プライベートに何もなくったって、妄想だけで食べていけてるのである。

残念ながら私にはその胸毛好きがよくわからんけれども、というか、読者であるおじ様方でわかる人がいたらそれはそれでこわいだろ。いやいや、わからんけれども、最も好ましい胸毛(質や量など)を表現するために、10センチ四方の紙に最も好ましいむなげを描いてその本数を割り出したというのだから・・・只者ではないことは確か。

電車で読んで思わずニヤニヤがとまらず、家でも笑いが止まらず怪しまれること請け合いです!

人生激場
人生激場
posted with 簡単リンクくん at 2006.11.22
三浦 しをん〔著〕
新潮社 (2003.10)
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