iCHi's diary~本は読みたし、はかどらず~

主に読書録。読み終えた本がこのまま砂のように忘却の彼方に忘れ去られるのが申し訳ないので、書き留める。要は忘れっぽい読者の読書日記。

2007-01-01から1年間の記事一覧

おばけだってクリスマス「ラーバンとラボリーナのクリスマス」

オヒサマオハヨウ城に住むとってもかわいいおばけの家族。スウェーデンの作家によりかかれたものらしい。シンプルな絵ながら、ところどころ大胆にコラージュが施されていておしゃれ。おばけ好きな子ども達も大満足です。 内容は、どんな音も真似ができる妹お…

ドラマが面白かった人は読む価値あり?「佐賀のがばいばあちゃん」

同居人が佐賀出身なので佐賀ネタには敏感でハナワ、ハナワ言っていたのですが、これも読んでみたいと、かれこれ一年ほ ど言っています。読めよ~とうとう私が購入。趣味じゃないんだけどな!と思いつつ読み始めると電車のなかで涙が・・・ 不覚。島田洋七さ…

つかめ小市民の星「春期限定いちごタルト事件 」

なぜこの本を買ったかと申しますとこのミス10位である「夏期限定トロピカルパフェ事件 」攻め・・・のための前哨戦。読みたいなと思ったけど、最初から読みたいA型の几帳面さから、「春期限定~」を購入したのでございます。表紙のイラストがかわいい~ …

私もあははと笑ってみよう「おひさまあはは」

色鉛筆で描かれたこの本。黄色い表紙が目印で、柔らかい感じだがマンガちっくというか、一昔前の漫画風。きっと黄色い色鉛筆だけずいぶんと小さくなったことであろうよ。内容は、おひさまも庭の木も猫も魚もとにかく生きとし生ける者全てが笑っているのに、…

今年の野望はきれいな部屋で暮らすこと

野望と呼べるほど遠い現実となりつつある「きれいな部屋でくらすこと」 べつに、高い家具とか、かっこいい家電がほしいんじゃなくいけど、できれば床に食べこぼしがおちていない、畳に食べ物のシミがついていない部屋で暮らしたいの!!おもちゃと絵本と自分…

しゅんしょくうめごよみ と読むらしい「春色梅児誉美」

マンガ日本の古典31巻。春色梅児誉美は江戸後期の戯作者(でいいのか)為永春水の書いた作品で、内容は、江戸深川の遊里を背景にした、色男をめぐって芸妓や許嫁(いいなずけ)たちが真心と意気地を尽くす話。 ・・・笑えるくらい都合よくお話は収束します。…

2006年最後はコレ!「アヒルと鴨のコインロッカー」

ずっと読みたかったのが文庫になっていたので、ふはふはと鼻息荒く購入。久しぶりに一気読みだったわ~ 内容は現在と2年前の2人の語り手が交互にお話をするカットバック方式。(と言うらしい後書きで初めてしりましたよ)読んでいるうちにだんだんとわかっ…

修行がたりないとどこが「夢のような幸福」かわからないぞ

表紙のかわいいナイチンゲールは漫画家吉野朔実さんの手によるもの。吉野さんと言えば「少年は荒野を・・」とかで有名な方ですが、私の中では「本読み」というイメージが強い。というよりも「お父さんは時代小説(チャンバラ)がお好き」「お母さんは赤毛の…