連休の初日の朝です。ここのところぐぐっと冷え込んでいましたが、今日はそれほどではないみたい。
今日は、連休とはいえ0号(旦那)は出張。この子らの面倒をフルタイムで見る私にも何やら手当てを出してほしい。切実に思います(ノ_-。)
さて、お金つながりで最近読んだ北村薫作品。
ニッポン硬貨の謎 著者:北村 薫 | |
「クイーンが来日したときに書いた作品を訳した」という手の込んだつくりの北村氏の作品。こういうのをパ・・・なんとかというのでしゅ。
華麗なるパスティーシュの世界。エラリー・クイーン生誕百年記念出版。
アマゾンより引用
面白いのは訳注。クイーンは外国人なので「寿司」や「歌舞伎」などの日本文化に対してちょっぴりトンチンカンな説明をしますが、(っていってもこれも北村氏の創作)訳注で突っ込みをいれたりします。
しかし、この本はクイーンを読んだことない人にとっては面白さも半減です。私も読んだことないので、残念ながら[E:think]
ただ、半分でも十分いけるって言うか。
とても北村氏らしい女子大生「小町奈々子」さんが探偵クイーンと
「50円玉20枚を千円に両替してください」と何度も本屋にやってくるのは何故か?という謎を解明します。
ちなみにこの謎、作家若竹七海さんが実際に遭遇した事件で、創元推理文庫『競作 五十円玉二十枚の謎』として他の作家達も解決編を書いています。
これは、ずいぶん昔に読んだのでほとんど忘れちゃってるのですがあんまり納得いかない~!ってのばかりだった気がします。
やるなら、北村氏みたいにここまでやらなきゃ!
それにしても海外ミステリーってほとんど読んだことがなくてもちろんクイーンも手が出てなかったけど、今度読んでみようかな~と思いました。