著者、田中元子さんのワークショップに参加しました。バービー人形のようなナイスバディに大仰な金髪ヘアで印象バッチリだった。
テーマは、大人実験室。
時間があったので友達と申し込んだけど、まちづくりにそこまで熱い想いはないの〜
でも、話を聴いてたらワクワクしてきた!
いや、なんか意識高い人たちばっかりで、わたし大丈夫?と思う二時間だったが、
田中元子さんが、めちゃくちゃ熱くてあっという間に時間が過ぎた。
住人がいくら増えても、目につくところ、つまり1階に人の姿がなければ、活性化はしないよね、というところから、人を集めるために彼女がやったマイバプリックという取り組みの紹介。
マイバプリックとはつまり商売抜きで自分の提供できるものを、小さな屋台などで提供する取り組み。
それこそ、午前中に今の時代自分で起業しなきゃね、みたいな会話を友としたのだが、真逆の「純粋な奉仕」のおすすめだった。
著者の田中さんは、下戸でお酒が飲めないのにフリーランス独立時に、バーカウンターを作って、人をもてなしてみたらはまっちゃって、お金をもらわずにひたすら飲ませる事が楽しくしなってしまったそう。
すごい。けどちょっとわかる。
お金を取るとそれは商売で色々考えなきゃいけない事が多くなるけど、お金を取らない、って選択で彼女は自由になれた。
純粋な趣味なんで、と言う言い訳?を手に入れたのだ。
彼女は言う。趣味って、お金がかかるものだよね?
私は魚つりや、映画、読書などなどの趣味と同じように人をもてなして喜ばせる事に喜びを感じてはまったのだと。
そして彼女は、フリーコーヒーの小さな屋台を作って町に繰り出す。
フリーだからってのもあるけど、人柄と持って行きかたも良かったらしく、ほんの数時間で今まで通り過ぎるばかりだった裏通りにひとだかりができる。
フリーだから気軽にできるし、趣味なので利益なんか考えない。それゆえの自由。
そんな活動をしてみませんか?と言うワークショップだった。
私が純粋に人に提供して楽しいものってなんだろう。
楽しくなければやる意味がないのだ。だって、お金儲けじゃなくで趣味だから。
そう言われるだ自分の持ってる手駒の少なさに愕然。
あー私ここ数十年お母さんしかしてないしなあ。
とりあえずおかん代行業ってのを思いついたけど、どうだろうか。
おかんの代わりに、窓開けて掃除して、エロ本あったら見えるところに置いて、食材を置いて帰る、
一人暮らし始めましての大学生向けサービス。
これだったらちょっとやってみたい。
まちづくりからはかけ離れてきてるけど。
人生100年自体、やっぱ地域と繋がりながら行きていかないとな。
この本でもそう言うてるし。
アドラーも言っていたけど、最大の幸せは他者貢献らしい。
手弁当で、いろんなサービスを提供するって結構楽しいかも、と思ったワークショップだった。
リアルな繋がりが気になる方にオススメ!