タイトルだけ見て、一部マニア、おしっこうんこ好きの子供たちのためのあほらしい絵本か?と思っていたのだけど、全然違いました。はずかし~
サブタイトルは「せんそうにおしっこをひっかけたぼうや」
ベルギーのブリュッセルに伝わるあの「小便小僧」のお話です。
内容は、戦争中に親とはぐれた小さな男の子が、塀の上から兵士たちに「おしっこ」をかけてしまい、人々は釣られて笑い出しとうとう戦争が終わってしまったというもの。
常々やや悪趣味に感じていたあの白い像は平和のシンボルだったのですね~
4歳の1号には「戦争」というところの重さよりも「おしっこ」というところのみをよろこんでいる感はあるものの、ジーンとくる絵本です。
作者はイラストレータとしても活躍中らしく、ポップでかわいらしい絵です。