iCHi's diary~本は読みたし、はかどらず~

主に読書録。読み終えた本がこのまま砂のように忘却の彼方に忘れ去られるのが申し訳ないので、書き留める。要は忘れっぽい読者の読書日記。

今の季節に「おじさんのかさ」

いよいよ梅雨も終わりそうですが、今年はほとんど雨に会うこと無かったような気がします。

大丈夫かしら、水がめ。

出歩かなったんじゃないかって?い~え、私は今年初めてのPTAの委員なるものをやっていますが、今の季節そりゃまー忙しくって、今週はほとんど小学校に出向いております。

うーん、今は専業主婦だからできるけど働きだしたら出来ないなぁ

というか、PTAってクレヨンしんちゃんとかうる星やつらとかアラレちゃんとか「見ちゃだめよ!」っていう団体だと思ってました。

見てるしね、私が。うる星やつらに至っては全巻持ってるしね~

今年は、私も年女にして初めてPTAという新しい世界を知ったのでした。なかなか、たいへんな世界だわ・・・何ツーか仕事場とは違う言語で成り立ってる感じ。

さて、大きく話はそれましたが、梅雨にぴったりの絵本を読みました。

おじさんのかさ

著者:佐野 洋子

おじさんのかさ

大切なかさをいつも持ち歩いている、このおじさん。

雨が降ると「大切な傘がぬれてしまう」とぜったいに傘を差そうとはしませんでした。

ところが、あるひ小さな男の子と女の子が

  あまだれ ぽったん ぽったんたん~~

と歌いながら楽しそうに傘を差して歩くのを見て、とうとう傘を差してみる事にしたのです。

雨が傘をリズミカルにたたく音が楽しい。おじさんはよーやく、傘は使ってこそだ!って気づくのでした。

うーん、佐野洋子さんらしいといえば、あまりにらしい。

何かの教訓がたやすく読み取れそうなところとかも。

でも、娘2号(たぶん何も学ばないタイプ)は、そんなこと関係なく、たのしんで雨だれぽったんの歌を歌っていましたよ。説教くさいとか抹香くさいとか、結局私の中にある問題かも。