iCHi's diary~本は読みたし、はかどらず~

主に忘れっぽい私の読書録。最近はもっぱらAudibleで聞く読書

名探偵だって事件のない日は暇である――坂田靖子『バスカビルの魔物』

坂田靖子の「バスカビルの魔物」を読んだ。

 

大好きな漫画家の一人。そんなに頑張れない日の読書に最適なのだ。

 

今日はちょっと風邪気味で、朝から鼻水が岩清水のように染み出してきて辛い。

(鼻水が岩清水と図らずも韻を踏んでしまった、どこぞのラッパーに使ってもらえたら幸いです)

 

熱もないので働くが、パフィーマンスが7割程度しかでていない気がする。

そもそも7割くらいしかない能力の7掛けなので実質5割以下である。

辛い。ずびずび。

 

さて、タイトルからしてホームズのパロディなのだが、中身は、ホームズ以外にも元ネタを知っていたらくすりと笑える(に違いない)話のてんこ盛り。

 

ミステリーの有名な場面やお約束を、坂田靖子がちょっと横からつついてみたような短編漫画集。

それもそのはず、あの「ミステリーマガジン」ミステリをこよなく愛しうんちくを語り尽くす人々しか買わないあの雑誌に連載されていた漫画らしい。

確かに、とても短い作品が多い。

 

この短さが今日はとてもありがたい(ずびずび)

 

名探偵も犯人も幽霊も、みんな思っていたより生活感がある。

これぞ坂田ワールド。この力加減は才能だと思う。

 

 

 

ワトスンの奇妙な嗜好が明かされる「シャーロック・ホームズの日常生活」、クルーゾー警部の大手柄を描いた「クルーゾー生活」など、「ほのぼのタッチ」で展開されるパロディ世界!本格、ハードボイルド、サスペンスからホラーまで、ミステリのエッセンスを満載した珠玉短篇コミック集。《ミステリマガジン》掲載の単行本未収録作品「ヒッチコック小劇場」「二十四の棺」の他、描き下ろしあとがき漫画を新たに収録。

 

次に読みたい本

あの、ミステリマガジン。実は私も読んだことがない。

だって、マニアック過ぎてついていけないんだもん!

 

 

 

 

この本もすぎだったなぁ。引っ越しの時に手放しちゃったけどその時メルカリで購入してくれたひとが「大好きな漫画をもう一度読みたいと思っていたので、が手に入って嬉しい」ってコメントくれて、なんだか私もとっても嬉しくなったことを覚えている。

そんな作者にしてはやや迷惑なエピソードかも知れないが思い出の作品だ。

もう一回読みたいなぁ。この場合やはり、メルカリで購入するべきだろうか、いや今度こそちゃんと購入して印税を収めるべきか。