絶対に終電を逃さない女の「虚弱に生きる」を読んだ。
え?なんて?
著者名が強い。「絶対に終電を逃さない女」
そこでイメージされるのはどんなお楽しみんも振り切れる、自分を持った強い女。
ところがそもそも終電まで起きていられる体力がない人の本だった。
病気ではない。でも、とにかく体力がない。
さすが、「虚弱」だけで本を一冊書くだけある。
かなり人生がハードモードでこんな20代もいるのかと驚く。
冗談抜きで、8時間労働に耐える体力がなく正社員になれないのだそうだ。
それどころか、もっとも調子がよいのは一日2時間の労働の時だそうだ。
働くための体力も、体力をつけるために運動する体力もない。これはつらい。スタートラインに立つために、まず他の人にとってのスタートラインを目指さなければならないのである。
「怠けているだけ」と言われそうな苦しさを、事細かに具体的に言葉にしてあるので、さすがに気の毒になってくる。
健康は財産、とはよく言うけれど、確かにもう後欲しいものは健康だけという気持ちはとても良く分かる。
それにしても、専業エッセイストの(そもそもエッセイストとしても一日2.3時間しか働かない)彼女のおサイフ事情は・・・年収100万を切るのだそうだ。
虚弱もここまで徹底していると何かしら敬虔な後光がさしてくるよーな(こないよーな)
ただ救いは、ずっと彼女が冷静でちょっと自分の事を面白がれているところ。
いわば、つきない自虐なんだけど20代にして80代より握力がない彼女はぶっちぎりすぎて嫌味がないのだ。
この身体で頑張っていこう、と思える一冊だった。
この本はAudible(オーディブル)に読んでもらいました。
病気と診断されるわけではないのに、日常生活や仕事、恋愛に使える体力がない。著者が21歳ごろから続くさまざまな不調、働き方、お金、女性の身体、健康のための試行錯誤を率直につづるエッセイ。「体力をつけるための体力がない」という矛盾を抱えながら、自分の身体と折り合いをつけて生きる現実を描く。
次に読みたい本
世間から求められる「女性」をぼやかせたら彼女がピカイチ。
生きづらさ抱えながらもみんな頑張ってんだなーと思える繋がり。
世間ではお盆だ。(私だってお盆だ!仕事だったけど)
そう言えば、私はナスにもきゅうりに割り箸を指さしたことがないけど、このままおばあちゃんになって大丈夫だろうか。
おばあちゃんなのに、あの野菜で馬作る奴一回もやったことないなんて!
孫にガッカリされたらどうしよう。
でも大丈夫、まだ孫などいない。子どもたちも誰一人と結婚していない。
まだ、間に合う。
日本の夏っぽいことやっとかないと!
うーんとり蚊取り線香とか燃やすかなー
