北野勇作の「かめたいむ」を読んだ。
この人の「かめくん」というSFが名作とされていて、いずれ読みたいとおもっていたのだが、たまたまKindleunlimitedで惜しい!作品があったのでためにに呼んでみた。
表紙からは、面白そうな予感しかしない。
表紙に100字文学と描いてあったので、驚きはしなかったのだがなんと、ただひたすらかめについてのショートショートが並んでいてその量には、というか執拗さにはびっくりした。
裏表紙でようやくこれはツイッターにて北野氏が毎日更新している文章であることを知る。であれば納得!!
これは、亀SFなのだ。
以下に1日分だけ引用させていただく。
亀が出るSFは亀SFだし、亀が出なくても亀を感じさせれば亀SF。亀を感じさせなくても、それによって読者は亀の不在を感じるという形で亀を感じるから亀SF。
同様にSFでなくても亀SF。これもそんな亀SF。
ね、すごいでしょう?
こんなにも亀かめ言ってる作者は一体どんなかめSFを書くのか。
物干しの盥で飼っているかめについて、ひたすら語り尽くす一冊。
日常の風景だと思って読んでいると、いつの間にか不思議な場所へ連れていかれる。
30年、妻や子どもより長い間一緒にいるかめを「かめを見続けることは簡単だが、30年見続けるには30年かかるのである」と書いてある。
た、確かに。
どんなに簡単無事でも続けることは難しい、ってそういうこと?知らんけど。
かめは肛門から呼吸できるらしいというのが、この本を読んで一番の発券。
どういうことだーーー!そう言えば外骨格生き物って不思議だなぁ
かめの甲羅は肋骨が進化したもんらしい。内骨格の私たちからしたら、内側と外側がひっくり返ったってことか。
そう言えば、もしも人間がかめだったら、みたいな科学読み物が数年前でていたような。
者のライフワークとも言える【ほぼ百字小説】は、Twitterで毎日発表され続けており、その数は5000を超える。膨大な作品群から選り抜かれた200篇のショートショートを本作に収録。シリーズ百字劇場として、SFとして括られるタイプの作品を集めた『ありふれた金庫』、タヌキが登場する作品を集めた『納戸のスナイパー』、猫が登場する作品を集めた『ねこラジオ』の3作に続き、第4弾は「亀」が登場!
飛行機雲のまっすぐさのために飛行機がある。夏の暑さを熱の流れと思う。コペルニクス的転回という言葉があるが、このシリーズの100字内でしばしばみられる転回は独自に「キタノ的」と呼びたくなる簡潔さ、心地よさがある。その心地よさは、たとえば亀をたゆまず飽かずにみていられる、感じていられる北野さんだけの胆力で生み出されているのだ。(解説より)
北野勇作によるマイクロノベル「シリーズ百字劇場」第四弾には亀が大集合。亀は亀として生物の時間を歩みながら、ときに人の時間を横切り、ときに世界の流れを止め、気づけば私たちを映す鏡になっている、のかも。
著者自身による全作品解説ページへはこちらのリンクから
https://note.com/yuusakukitano/n/n88bd870b3823
次に読みたい本
複数個所で名作と上げられている本書。未だに読み切れていないのだが、先にかめたいむを読むことで少なくとも作者のユーモアのセンスは大好きな事が分かった。
まさしく次に読みたい本
これこれ。本書でもかめの甲羅は人間の肋骨(あばら骨)に当たり、肩甲骨とかは中に収まっているらしい。しかも、かめは甲羅の中に頭を格納できるのだから「無敵やん?」
8月は、毎日ブログを投稿するブローガストに投稿している。
思い出したようにタグを付けてみる。8月も1/3終わってしまった。
今日は月曜日働いてからの祝日。これはこれで何だが得した気分だ。
ああ、毎日祝日まらいいのになー毎日祝日の人、それは無職!と一人で言って一人で完結。咳をしても一人、ボケても一人である。
痛みかけたトマトを思い切って2つも使ってんジュースにして、半分はそのまま、もう半分はビールとあわせてレッドアイにして飲む。大変贅沢。
それにしてもトマトジュースとビールを合わせると半端なく泡が出る。ピンク色の泡素敵やんといいつつ、あまりにも泡なので飲み残す。


