水見 はがね の「朝からブルマンの男 」を読んだ。
喫茶まほろばで供される一杯2000円の珈琲、ブルーマウンテン。
そんな特別な一杯を貧乏くさい(失礼)若い男が毎週注文し、しかも極めてまずそうに飲んでいくのはなぜ?
いわゆる日常の謎系のミステリだ。
暗号解読ミステリーでもあるけど、暗号が解けないわけではなくて、解き明かしてでてきた番号が何のことかわからない、というミステリー
そんなにうまく行くかしら。もちろんミステリーというフィクションの世界ならありだ。
もちろん犯罪は許されることではないが、ここまで見事にしてやられるとあっぱれな気さえする。しかも犯人があの人とは。
探偵役の女子大生二人組もかわいい。
変装して喫茶店に潜入したらよりによって相方から小学生とまちがわれ「コーヒってとっても苦いんだよ?ジュースにしておけば?」と言われてしまう。
なーんてやり取りも、全部かわいい。(もはや祖母目線)
結局、ブルーマウンテンをまずそうに飲んでいた若い男は、店長の勧めに従ってはちみつとミルクをいれると驚くほど美味しい事に気がつきましたとさ。めでたしめでたし。
一杯二千円のコーヒーを
連日注文する男の目的とは?
‟推理合戦”を楽しむ
桜戸大学ミステリ研究会の二人組が
日常で出合った謎。
第1回創元ミステリ短編賞受賞作
次に読みたい本
珈琲にくわしいとなんかかっこいい気がする。

