iCHi's diary~本は読みたし、はかどらず~

主に忘れっぽい私の読書録。最近はもっぱらAudibleで聞く読書

「デスチェアの殺人 」英国式皮肉と伏線回収がたまらない

M・W・クレイヴン の「デスチェアの殺人 上 ・下」を読んだ。

 

私は、もう最近このワシントンポーシリーズにすっかり夢中で、マッチョでワンマンででもナイーブすぎるところもある彼の活躍を追いかけている。

(最初はちょっとマッチョすぎてうへぇ、と思っていたのにそれが照れ隠しで滅茶苦茶傷ついたうさぎちゃんのよう・・・と気づいたらほの字だわ)

 

 

今回の「スチェアの殺人 上」はシリーズ第六作。

 

構成がかなり凝っていて、過去の陰惨な事件で深く傷ついたポーが、カウンセラーに自分の体験を語る場面と、カルト教団の教祖殺人事件を追う現在の捜査、さらにその事件の引き金になった過去の出来事と、いくつもの時間軸を行き来しながら進んでいく。

 

最期に私たちはちょっとした衝撃を受けるのだが、とても上手に読者から隠されていて気づかない。お見事である。

 

前のシリーズではポーと法医学者のエステルがくっつくんだけど、今回はそういう浮いた話はなくて、最期はチームは解体してしまい、ブラッドショーも別の組織に連れて行かれてしまう。

 

ああ、これからどうなるのかしら・・・

 

それにしても、英国ミステリ式皮肉と冗談の切れ味は今回も抜群である。ああいう、くちの減らない感じはすきだが、日本でそのままやったらたぶん普通に嫌われる。

 

 

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一日多分1円ちょっとで読んでくれるんですぜ、奥さん。

 

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デスチェアの殺人 上 ワシントン・ポー (ハヤカワ・ミステリ文庫)

 

カルト教団の指導者が木に縛られ石打ちで殺された。聖書の刑罰を模した奇妙な殺害方法に困惑するポー。さらに遺体には、分析官ブラッドショーにも分からない暗号が刻まれていた。事件の鍵はカルト教団にあると推測する二人。一方でポーの所属する重大犯罪分析課に上層部から嫌疑がかかり、スパイが送りこまれる。チーム解体の危機が迫る中、ポーたちは捜査を開始するが……。大人気英国ミステリ、衝撃のシリーズ第六作。

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