山本周五郎の「その木戸を通って 」を読んだ。
80年代にあの市川崑が映画化したらしく、大変しみじみとした読後感の時代小説。
結局ふさはどこの誰だったんだろう。戻ってくるといいけど。
記憶喪失だった娘をたまたま保護し、それが元で結局許婚と破談になった平松正四郎の物語。
だが、記憶はなくともとてもゆったりした愛らしいふさに、たちまち屋敷中の者たちが惚れ込んでしまい、結局正四郎はふさと結婚する。
誰からも愛されるふさと結ばれて幸せを噛み締めていた正四郎だが、あるときふさの記憶の扉が開いてしまう。
切ないけれど、温かい終わり方だと思った。
映画は浅野ゆう子と中井貴一が主役だったらしい。二人とも若いけどある意味あんまり変わってない!すごいな~
記憶を失った女性「ふさ」との出会いから始まる、平松正四郎の物語『その木戸を通って』。城下の勘定奉行監査役として働く正四郎は、ある日、自宅に見知らぬ女性が現れるという不思議な出来事に直面します。田原権右衛門からの指摘により、この女性の存在が彼の人生に大きな影響を与えることになります。自分の過去と向き合いながら、見知らぬ女性「ふさ」の謎を解き明かそうとする正四郎。しかし、彼らの結婚と新たな生活の中で、ふさは再び失踪してしまいます。彼女の行方不明は、正四郎とその家族に大きな試練をもたらし、人間関係の脆さと強さ、記憶とアイデンティティについて深く掘り下げていきます。山本周五郎の繊細な筆致で描かれる、愛と絆、そして過去を巡る感動の物語。
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