野原 広子の「離婚してもいいですか?」を読んだ。
この人の絵柄すきだわ~シンプルでかわいいので重たい話も読みやすい。
このエッセイコミックが劇画調だったら(そんな分けないけど)もっともっとドロドロしていただろう。
それにしても十人十色じゃないけど10の家庭に10の物語があるのだなぁ。
「離婚してもいいですか?」というタイトルを見て私は
「なんで聞くん?すればいいやん」
って思っていたけど、それってやっぱりおごる平氏久しからず的な発言だった。
経済的な足かせで離婚ができない辛さって想像以上なんだなー
女の人って子育てがんばった分、社会人として働いた時間が短いから給料も安い。そりゃ、しょうがないよね、社会の仕組みがそうなっちゃってるんだから。
そうなると、やっぱり帰れる実家がない場合、離婚にも踏み切れないのか。
出てくる家族は2つとも「傍目から見ると幸せ家族」で「私さえ我慢すれば」と奥さんが思っているところ共通している。
そして、表面上は和やかにしながらも常に離婚したいと思っている。
そんな生活は地獄だろうな。
この漫画は妻サイドから見た視点で書かれているけど、最期にこども目線から書かれたエピソードがあってそこは、目が覚める思いがした。
そうか、母親の視点から語られる話を聞いて「離婚したらいい」と思っても。こどもの視点からみたら「自分の母親と父親が憎しみ合っている」というのはいたたまれない気持ちだよな。
離婚した友人たちは皆、こどもは私の味方で・・・と話しているけど、こどもはこどもでいろいろ思うところはあるのかもしれないナ。
なんか、せっかくなら楽しい人生を送りたいじゃん?
最初は好きあって結婚してこどもまでできた仲なのに、どうしてこんなに嫌いになっちゃうんだろう。そして、世界で一番大切な自分のこどもにその血が流れていることにどう折り合いをつけて行くのだろう。
それでもなお別れを選んだのであれば、その選択が間違っているとはいいたくない。
ただ、どっちがどれだけ悪いとかダメだとかはないけど、彼氏を分かれるのと旦那と分かれるのでは、ものすごいエネルギー差があるのは想像できる。
2冊発行されていて、どちらもキンドルアンリミテッドで読めるのでぜひ。
夫も子どももいるのにこんなに寂しい――。
“いつかこの人と離婚できますように”と願う、専業主婦・翔子の物語。
リアルなつぶやき、夫婦の姿に読者の深い共感が集まっています。
幼い頃から控えめなあまり、自分に自信を持てないでいる主婦、翔子。
いつのまにか、夫の顔色を伺いながら
生活するようになってしまった…。
離婚したいと思わない日は一日としてないけれど
貯金も仕事もない身で
2人の子どもを育てる自信はなく、
ぼんやりとした日々をすごすばかり。
そんなある日、現状を招いたのは
幼いころの自分に原因があるのがわかり、
少しずつ、前を向いて
歩き出せるようになるのだが…?
次に読みたい本
うーん、それはダメなんじゃないかな。

