カズヤイシグロの日の名残を読んだ。
今では、絶滅危惧種となった執事が、自動車旅行をしながら反省を振り返る物語。
1日のうちで夕方が最も素晴らしい、と通りすがりの男に教えられる。
何もかも遅すぎるのだ!
ミスとミセスの使い分けとか、
心を尽くして仕えた旦那様が政治的失脚のため、惨めな晩年をむかえたこと。
ともに仕えた女中頭への恋心に気づいて気付かぬふりをしつづけた事。
誇りを持って行っていた、仕事にも老年のため失敗が増えてきた。
それらの後悔を一発逆転するために、彼女に会いにいくのだが、決してストレートには語られない。
実際に会ったことはないけどいかにも英国の執事っぽい。
全て後悔しかない。
