ひきた よしあき の「博報堂スピーチライターが教える 5日間で言葉が「思いつかない」「まとまらない」「伝わらない」がなくなる本」を読んだ。
この本は読んで終わりではなく、やって初めて意味がある本である。つまり、ワークをこなさないと血肉にならない構造だ。ゆえに、Audibleで耳だけで聞いている私は、正直「これ、意味あるんか?」と疑いながら聴き始めたのだが……いや、あった。思った以上にあった。
とくに印象に残ったのが「形容詞禁止ワーク」だ。例えば、何かを食べて「美味しい」と言う代わりに、「噛み応えがある」「冷たさに身が引き締まる」など、五感での具体的な描写に置き換える。
これ、実際にやってみると、思った以上に言葉が出てこない。脳がサボっている証拠だ。私も50代なのに、つい「ヤバい」で済ませてしまうことがある。しかも、その「ヤバい」がどれだけ万能ワードかを身をもって知っているだけに、なおさら脳が怠けたがる。
「脳はとにかく楽をしたがる」という著者の指摘には、思わず膝を打った。確かにそうだ。私が今、紙の本ではなくAudibleで本を聴いているのも、ある意味「脳に楽をさせている」行為かもしれない。先日見舞いに行った80代の叔父が、図書館の小さな文字の文庫本を真剣に読んでいるのを見て、ちょっと反省した。あんな小さい字をまだ読めるのか。負けたわ。
この本には、そんな「形容詞禁止ワーク」を含め、全部で25個の実践的なワークが収録されている。「話にリアリティがないと言われるのですが、どうしたらいいですか?」など、リアルな相談に対するアンサー形式で進む構成が親しみやす鋭い。
ひとつひとつは短いが、濃い。聴き終わった直後は「これ使える!」と思っていたはずなのに、脳がぶよぶよの私は、いくつかすでに忘れている。悔しい。
生成AIが何でもやってくれる時代だからこそ、自分の言葉で思考し、誰かに伝える力は、決して古びない。言葉の選び方ひとつで、世界の見え方は変わる。それを教えてくれる本だった。
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このタイトル長い本は、自分からちゃんとワークをしないと身につかない本である。
言葉の筋トレが必要。
なので、オーディブルの私としては「あまり意味がないかも」と思いつつ聞いてみたが、(もちろんきちんと真面目に5日わけてワークに取り組むにこしたことはないけれど)一読だけでも結構ためになった。
とくに「形容詞禁止ワーク」これはかなりおすすめだ。
どんなものかというと、例えば何かを食べた時にその感想に「美味しい」とか「ヤバい」などの形容詞を使わずに「噛み応えがある」とか「冷たさに身が引き締まる」などと表現してみるのだ。
脳はとにかく楽をしたいので、ヤバいとかエモい、みたいに何にでも使える形容詞を知ってしまうともうそれですべてを賄おうとするらしい。
これ、解る。ヤバいとか抵抗があった時代が私にもありましたってくらい、50代なのに品性なく「ヤバッ」で片付けちゃっている気がする。ヤバい。(ほら)
この、脳に楽をさせないという発想が目からウロコだった。
私も、今オーディブルで楽をして読書をしているつもりだけど、これって紙の本と向き合ってちゃんと読むのに比べて脳筋がおとろえてぶよぶよのたるんだ状態になっているのかもしれない。
先日見舞いに言った叔父が80歳超えているのに図書館の文庫本を読んでいるところを見て、恐れ入った。
あんな小さい字をまだ読むのか!すごいよおじさん。
やっぱり脳は楽をさせてはいかんのだなー
さて、話はそれたがこの本はこんな感じで全部で25本のワークがある。
話にリアリティがないと言われます、どうしたら良いですか?なんて、リアルなお悩み相談が25本あるイメージ。どれも有益なQ&Aだった。(だが、ぶよぶよの脳みその私は聞いた直後は覚えていたがほぼ忘れている)
タイトルはめちゃくちゃ長いし、表紙絵が今風のよく観た感じのキャラなので、読もうかどうか迷っている方、読んだらいいとおもう。
生成AIが何でもやってくれそうな今、自分の考えをまとめて誰かに伝える能力って本当に大事だと思う。枝葉はいいんだけど、何をどう話すべきかは自分で決められないと。
企画書・プレゼン・交渉あらゆるシーンでもう困らない! 表現のプロが、5日間で“言葉にする力”が身につく25のメソッドを初公開します。
*語彙のボキャブラリーが増えて、会話に詰まらない
*「どうしてそうしたの?」に慌てず正確に答えられる
*急な質問が飛んできても、説得力のある話ができる
*1つの答えに固執しないで、あらゆる角度から考えられる
*相手の頭の中に、情景が浮かびあがるような説明ができる etc.……
ひきたよしあき 博報堂スピーチライター・クリエイティブプロデューサー。学生時代より『早稲田文学』学生編集委員を務める。博報堂に入社後、CMプランナー、クリエイティブプロデューサーとして活躍。現在は、政治、行政、大手企業などのスピーチライターとして活動し、ズバ抜けた文才に多くのエグゼクティブからの指名が殺到。明治大学では講師を務めるなど、コミュニケーションの重要性をあらゆる方向からアプローチし、伝えている。
次に読みたい本
おじさんの読んでた本はたうろ覚えだが十津川警部物だったような・・・
ドラマでいいじゃ・・・いや、失礼。

