豊留 菜瑞 の「忙しさ幻想」を読んだ。
読書インフルエンサー、なのだそうだ。
TikTokで検索すると、ショート動画でたくさん本を紹介していた。確かにすごい大盤振る舞いである。
「〇〇の本5冊」みたいなタイトルが並び、一回の投稿で5冊も6冊も紹介されている(贅沢)。
「人生が変わる言語化の本」とか、「大人女子最高エッセイ6冊」とか、興味深い投稿がずらり。
いやいや、これを見始めたら時間がいくらあっても足りん!
さてこの本、冒頭で自ら「いわゆる時間術の本ではない」と宣言している。
時間をやりくりして、より多くのタスクをこなすための本ではなく、
「時間についての心構えを変えよう!」という、テクニックというよりマインドの指南書である。
書いてあることは、表紙のタイトルに集約されている。
「忙しさと仕事量は無関係」という話だ。
たとえばやることが沢山あっても、それが楽しいイベントなら「充実した一日」になるのに、仕事であれば「忙しい」になってしまう。
そう、忙しさは心の感じ方なのだ。
要するに、「おめえの忙しいは気の所為だ」と。(あら、口が悪くなった)
フムフム、確かに私も食後につい見てしまうショート動画の時間を別のことにあてれば、片付けや掃除の時間が増える気がする。
いや待てよ、忙しいのが気の所為なら、この散らかった部屋も気の所為かもしれぬ。これは考察に値するぞ。
3秒ほど考察した結果、実際に片付けないといけない物が山ほどあることを確認しました。(ビシッ)
本書では「タイニーハビット理論」という習慣化の秘訣も紹介されている。
・まずはすごく小さいことから始める(本を読むなら、まずは1行目を読むことから)
・すでに習慣化している行動に、新しい習慣を紐づける(歯磨き中にスクワットなど)
・できたら自分にご褒美
これは、私のイチオシの本『続ける技術』でも紹介されていた内容だ。
ちなみに、私はこの「鬼軍曹的スパルタ習慣化」にいたく感動した口である。
このブログを毎日更新できているのも、この本を去年手に取ったおかげにほかならない。
さて、改めて『忙しさ幻想』についてだが、目新しいのは「忙しいのは……気の所為!」というマインドに尽きる。
残念ながら、ところどころで「年間240冊本を読む読書インフルエンサーである私」という自己アピールが鼻につくのだが、
「世界中に存在する科学データをもとに!」と大上段に振りかぶるほどの内容ではない気もする。
でもまあ、表紙が可愛いからあり!
この作品はAudibleで聴きました。体験はこちらから!
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なんとなく過ぎてしまう毎日とさよならできる本。
忙しさとは、「状態」ではなく「心の感じ方」です。
旅行中に、分刻みで目的地を訪れるような予定を組む時、
人はそれを「忙しい」とは言いません。
むしろ、ほとんどの場合、目を輝かせながら
「なんて、充実した旅なの!」と言います。
一方、仕事となると、1日に2~3個もミーティングが入れば、
人はそれを「忙しい」と感じます。
つまり忙しさは、タスクの量と関係がなく、
単なる心の感じ方であり、幻想なのです。
タスクが多かろうが、少なかろうが、
締め切りが迫っていようが、迫ってなかろうが、
パソコンと睨めっこしていようが、ソファに寝転んでいようが、
どんな状態だろうが、“心が忙しい”と感じているなら、
人はそれを「忙しい」と言い、たくさんのことを諦めていきます。
そして、不思議なことに、暇で退屈な人ほど、
「時間がない」と言っているのです。
本書は、今話題の読書インフルエンサーが
「世界中に存在する科学データ」や
「世界中の本に教えてもらったこと」をもとに、
そんな幻想でしかない「忙しさ」から
抜け出すための方法を書いた本です。
次に読みたい本
検索すると時間術の本はとっても沢山でていた。
時間術の本をたくさん読む時間がないから、こういう本が最適解、となるのだろうか。

