iCHi's diary~本は読みたし、はかどらず~

主に忘れっぽい私の読書録。最近はもっぱらAudibleで聞く読書

「もう、聞こえない」まさかの犯人・・・ではないところがミソ!

誉田哲也 の「もう、聞こえない」を読んだ。

 

警察ミステリーかと思ったら、女性の霊(の声が聞こえる女性)が捜査を誘導するというまさかの展開。

 

しかし、物語の視点人物が巧みにスイッチするので、読者は結構騙されてしまう。

幽霊が犯人を教える、なんてとんでもミステリーように聞こえるが、そこにはちゃんと仕掛けがあるので、バカバカしくはならない。

しかも、幽霊になると音が聞こえないという制約をもうけることで、幽霊は何でもお見通しではなくなり、ちょっとおもしろいことが起こる。

物語としてはややベタな展開ながら、幽霊に順応するのが早い雪実とか、バディのよう振る舞う幽霊がなかなか良い。

 

エピローグも笑ってしまった。いるのか?これ(いい意味で)

完全にコメディじゃない。

そういう意味ではタイトルの「もう、聞こえない」はちょっとずるいと思うなー

 

 

もう、聞こえない (幻冬舎文庫)

傷害致死容疑で逮捕された週刊誌の編集者・中西雪実。罪を認め聴取に応じるも、動機や被害者との関係については多くを語らない。さらに、突然「声が、聞こえるんです」と言い始め……。これは要精神鑑定案件か。一向にわからぬ被害者男性の身元。そこに浮上した十四年前の未解決殺人事件。ふたつの事件を繫げたのは、〝他界した一人の女性〟だった。

次に読みたい本

#100日チャレンジ 毎日連続100本アプリを作ったら人生が変わった

表紙にインパクトが有る。100日間毎日何かを続けるチャレンジはよく聞くけれど、彼女はチャットGPTを使ってアプリを作ることにしたらしい。

1回作るのは誰でもできるのかもしれない、だが100日続けた先で見える景色はきっとすばらしいのじゃないかな。

レビューを読むだけでもなんか勉強になった。(読んでないんかい!)

 

ちなみに私はブログ投稿チャレンジそろそろ1年なのだが、なにか変わっただろうか。

 

習慣化して、書かずに眠ることがなくなった。(飲み会の日は辛い!)

文章を、というよりブログを書くのが早くなった。

毎日書いている、というちょっとしたプライドを持つことが出来た。

 

くらいか。ちなみにアフェリエイトはびっくりするくらい儲からない。

二回言わせてもらう。ホント、びっくりするくらい儲からない。

 

まあ、だからといってやらなきゃよかったとかは思っていない。

我ながら書くことによってより深く考えることができたと思う。

書きながら考えた事は忘れにくいし。

ランダムに選んだつもりでも、似たようなテーマがつづいたりと、ちょっとスピリチュアルはいるが、引き寄せられていると感じた事もあった。

 

明日は今日よりちょっと良い自分を

 

てなフレーズを簡単に吐けるようになったもの大きな成果である。