初日の出を拝みに近所の山へ登る。
今年の太陽始め
無事下山して、今更換気扇の油汚れを落とそうとして断念、その後年賀状を書き、あんこ食べたいのであんこ炊いて実家へ。
正月の方がよっぽど勤勉なのである。
さて、正月の一冊め、降田天の少女マクベスを読んだ。
演劇を学ぶ少女だけが集う女子高で起こる優等生の死亡は事件か事故か?女子高生たちが解いて行く物語。
初読みの作家さんだが、降田天は岡島二人みたいに二人で一人の作家だそうだ。wikiによるとどうやら女性二人組とのこと。
読んだだけでは全くわからんけど。
神と崇められる優等生も、実は普通の女の子だったりして、あまりにも特別扱いする事で、逆に孤独で追い詰めてしまうのだなぁ。
女の子が入れ替わりながら語るので、ちょっと混乱するけど、最後は怒涛の追い込みで面白かったー
「神」とまで呼ばれた天才少女はなぜ、自身の手がける舞台の上演中に死んだのか?
演劇女子学校に入学した結城さやかは、劇作家を目指している。同学年には同じく劇作家志望で、学内一の天才と謳われる設楽了がいた。了は俳優の能力を引き出し、観客を魅了する舞台を作り上げる卓越した才能をもっていた。了の手がける舞台に上がりたい、了に認められたいと俳優志望の生徒達はこぞって渇望する。次第に周囲から「神」とまで崇められた了は、横暴な振る舞いをしても良い舞台を作るためだと許された。
しかしそんな了は突然、自分の手がける演劇の上演中に舞台から転落死する。不幸な事故だと片づけられたが、翌年の春に入学してきた新入生・藤代貴水は全校生徒の前で高らかに宣言した。「わたしは、設楽了の死の真相を調べに来ました」——さやかは貴水に巻き込まれる形で、了と生前の関わりのあった生徒を調べることになり・・・・・・
演劇を愛する生徒達が内に潜んだ「殺人者」を暴き出す、眩く鮮烈な学園ミステリー!