2024年もあと少し。
今年良かった本ベスト10を作ってみた
(軽く言ったが、めちゃくちゃ時間がかかった。毎年、やってみたいなーと思っていた念願の作業だ。満足。)
こちら、今年ダントツ良かった!
宇宙のはてで異星人と出会った男性の胸が熱くるSF。
爽やかな読後感で読書の楽しみを再確認できた一冊。映画化も予定されているらしいので楽しみだ。
第2位
第3位
本も読めないような、気力・体力を持っていかれるような働き方はやめよう。
ついつい頑張ってしまうまじめな私達は読んだほうががいい。
さて、
頑張って3位までつけたけど、正直後半はどれもよくてランキングが難しい。
故にカテゴリ毎に紹介
今年良かったミステリー
アガサ・クリスティー「五匹の子豚」
今年発行されたミステリーでなくて申し訳ないが、クリスティーの中でどれが好きと言われるとこの本かなーと思って「この子豚はウィーウィーと鳴く」
今年好きになっちゃった作者
津村記久子「水車小屋のネネ」
今年は、この津村記久子の良さを知ったイチ年だった。なんとも言えずイイ!よね。
飄々(ひょうひょう)という形容詞がよく似合う
今年一番ハラハラした本
「ザイム真理教」「書いてはいけない」
ハラハラは、作者森永卓郎氏の体調に関して。内容は知らなかった!という驚きと怒りの内容だった。この本を読んであらためて「あれ?私達もっと怒ってよかった?」と感じている。
今年成長させてくれた本
「自分とか、ないから。 教養としての東洋哲学」
わたしがちゃんとするとかしないとか、そんなのどうでもイイことなんだとわからかせてくれた一冊。
ちょっと意味違うかもしれんが、鳥の目で物ごとをみれば職場の諍いなどに心を煩わせている場合じゃないのだ。
大きな流れを感じることが出来た一冊
今年一番の目からウロコ本
話題のリバイバル本、人間の数だけ関係があってドラマが生まれる。
古いなと思ってたら変わってなかった。
それどころか、こういう小説もあるんだなとその上手さに舌を巻いた。
今年の収穫本
「令和元年の人生ゲーム」
これは、Audibleだからこそ読んだ本。今までの自分の守備範囲ではないというか、手を出さなそうな表紙だったが、読んでみるとすごく良かった。
一周回って、私が面倒くさい老人寄りになっていることに気づけた本
(しかも気づいただけで何も変える気はない)
今年アウトプットを助けてくれた本
今まで日記なんて書いたこともない(このブログはまあ置いといて)し書く必要もないと思っていた私だが、この本を読んで日記書いてみようかなーと思った。
人生のログを残して置くことって大事、とか意味があるとか言う前に、普通に後から見て自分が楽しいからという理由ででいいのだ。
って考えたらなんかふと肩の力が抜けて、そっか自分が後から読むために書いたらイイやん。ってなった。
以上、全10冊変則的だが今年の私のベスト10本でした。
選ぶのって結構大変で、楽しい作業であった。ちゃんと記録をつけていた自分、偉いぞ。
以下、候補に残った本。
「洞窟オジさん」
「家事か地獄か 最後までスックと生き抜く唯一の選択」
「地面師」ドラマみたいなノンフィクション
「好きを言語化する技術」ありきたりに逃げるな!
「吉田同名」吉田による吉田のための吉田同盟の設立
「生きのびるための事務」好きなことだけして生きてなにが悪い?
「コロコロ毛玉日記」ネコは平和しかもたらさないのだよ
「つまらない住宅地のすべての家 」ささやかな傑作
「土葬の村」滅びゆく弔いの風習
「おらおらでひとりでいぐも」オーディブルで聞くべき!
「それでも食べて生きてゆく 東京の台所」食べることは生きること