林健太郎の「否定しない習慣」を読んだ。
細菌はどうやら、褒めて育てることより否定をしない、心理的安全性があることの方が大切らしい。
否定なんてしてないけどな、と思うそこのあなた。否定とは、でもだってで始まるもこだけではないのだ。
例えば仕事中、ちょっといいですかと言われ、ちゃんと自分の仕事の手を止めて応えられているか?
子供に話しかけられているのに、他のことをしながら答えていないか。
これ全部否定ですから。
いや、めっちゃやってるー
なんとなく、私の方が否定されてばかりの被害者だし!と思って読み始めたけど、私も改めた方がいいところがいっぱい見つかった。
否定しないって結構大変で、人がしゃべっている時に被せるように喋るのも否定らしい。
たしかに自分の話を聞いてもらうのは気持ちいいけど、さえぎってほかの話されると嫌だもんな。
作者はベテランのコーチらしいけど、コーチング中には相手が話し終わってから2秒カウントして話すし、話している間中、自分がなぜ喋っているか意識しているらしい。
意味もなく発言しない、つまり、人の会話の機会を奪わないためにかなり自分を律しているらしい。
ほー、わたし、いつも気持ちよくしゃべってたわ。
少しは気をつけよう、と反省仕切りである。
これから厳しいことを言うけどいいですか?という前置きがあれば、覚悟が決まってるのでかなりのことを言っても大丈夫!
みたいな、ケーススタディもたくさん載っているので一読の価値あり。