今村翔吾の「夏伸び戻り船 くらましや稼業」を読んだ。
くらましや稼業シリーズ3冊目。
残念ながら2冊目に気が付かず、3冊目に手を出しておりました。
敵はより強くなり、くらまし屋の平九郎の剣の技も冴え渡っていた。
将来を約束した娘に4年の約束で大阪に行くことにした青年。
ところがその船が難破して通りがかりの船に救われたそのまま清中には連れていかれてしまう。
なんと日本に帰ってこれたのは40年後。
生き別れたままの娘を思いながら、老齢になり人生の最後にもう一度あの土地へ、だかもう彼には軽々と出かけられる自由はなかった。
あまりにも学者として成功してしまい、秘密を知りすぎたのだ。
いやー恋は成就しないほど美しいのかもね。
次は間を埋めるための第二^弾を読まねば。
「皐月十五日に、船で陸奥に晦ましていただきたい」──かつて採薬使の役目に就いていた阿部将翁は、幕府の監視下に置かれていた。しかし、己の余命が僅かだと悟っている彼には、最後にどうしても果たしたい遠い日の約束があった。平九郎に仕事を依頼した将翁だが、幕府の隠し薬園がある高尾山へ秘密裏に連れて行かれる。山に集結した薬園奉行、道中奉行、御庭番、謎の者……平九郎たち「くらまし屋」は、将翁の切なる想いを叶えられるのか!?続々重版中の大人気時代エンターテインメント、堂々のシリーズ第三弾
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夏の前だから春だと見た。
さて、昨日から空咳が出て辛いやーのである。
コロナ禍ほどではないが咳したらひとりみたいな感じでみんなが引くのがわかる。