フェイクドキュメンタリーQを読んだ。
と言うかaudialeで聞いた。
動画をテキストに起こした本をさらに朗読するのって一体どうなるのかなーと言う興味もありワクワクしながら聞いた。
1から8までのエピソードが収録されていたが、全ての話は緩く繋がっているようだ。
ざんねんながら、正座して目を瞑って聞いているわけではないのでちょいちょい話の行先がわからなくなる。
かなり集中して聞かないと、ストーリーについていくのが難しかった。やはりビジュアル先行の話だからか?
とはいえ、動画のQRコードがたくさん付いていて、興味があれば見てほしいとある。
むしろ、見ないと完結しないのかもしれない。
(だがしかし、スマホで聞いてる人がほとんどだと思うので、このやり方は動線として無理筋じゃなかろうか。リンクにしてくれよー)
斬新な試みだけに、もうちょいの工夫がないのが惜しい!
さて、内容は今本当に流行っている、モキュメンタリー。
よく作り込まれていると思う。
リアルなフェイクとただのホラの違いは、徹底的に模擬実験を繰り返しているかどうかだと前書きで言っていた。確かにフェイクだと思って舐めていると所々でゾワゾワしてしまう。
ただの不可解な話だったり、ヒトコワだったり、意味がわかると怖い話だったりと落ちがあるような内容なところも実話系怪談のようで面白かった。
もはや、実話系フェイク。意味がわからん。冷製ホットコーヒーみたいな?
次に読みたい本
同じくモキュメンタリーホラーブームの先駆け「背筋」の「口に関するアンケート」
一体全体何なのだ?という興味でおそらくみんな買うんだろうなー
本屋で見た時時あまりに小さくうっすいため、無料配布冊子かと思って危うく持って帰ってしまうところだった。
レビューを読むと、みな、薄くて小さくて高いけど怖いと大?絶賛している。
斬新なヒトコワ?うーん、ほしいかも。