iCHi's diary~本は読みたし、はかどらず~

主に読書録。読み終えた本がこのまま砂のように忘却の彼方に忘れ去られるのが申し訳ないので、書き留める。要は忘れっぽい読者の読書日記。

「昭和怪事件案内」昭和も遠くになりにけり

ドリヤス工場の「昭和怪事件案内」を読んだ。いや~この人絵、好きやわ。

水木しげるの完コピ?なんだけど、舞台は2025年の「昭和100年」企画準備する現代の週刊誌編集部の面々。

 

皆ことごとく目付きが悪いか、ねずみ男の目玉なんである。ほんと水木路線からぶれないなー(絵、上手!)

水木先生にしろ手塚先生にしろ、イタコ作家がしっかりいるので、AIと組み合わせて新作を読める日もそう遠くない。期待しています!!

 

〈どくいり きけん よんだら 死ぬで〉

グリコ・森永、阿部定、三億円、よど号口裂け女……。昭和の御世を彩った有名すぎる怪事件の「局所」に切り込む、前代未聞のコミック事件簿!?

舞台は週刊誌編集部。新人男性記者と先輩女性記者がコンビを組み、昭和の時代に起きた怪事件の、セピア色に染まった“真相”に迫ります。

昭和元年(大正15年)12月25日に起きた「新元号誤報事件」から始まり、「阿部定」「津山30人殺し」など戦前の猟奇事件、「帝銀」「下山」など占領期の難事件、「三億円」「グリコ・森永」など未解決事件、「口裂け女」「エリマキトカゲ」など珍事件まで、64年にわたる昭和の御世に起きた怪事件を総ざらい。珍事件、怪事件、未解決事件でたどる昭和グラフィティ!

 

一つのお代(事件)について8ページ、昭和の古い時代からだんだん新しい時代の事件が語られていく。

最初は昭和元年の「光文事件」。元号が何になるかまだ決まっていないときに「光文」だ!とリークされたため、光文が取り下げられた(んじゃないかな)事件。

そして、最後の事件 机「9」文字事件(昭和63年)これは流石に覚えてるわー

一時期大騒ぎになったもの。

 

知らない若者のためにかいつまんで説明すると、不審者が学校に押し入り、中学校の校庭に美しい9の形に机が並べて逃げたという事件なのだが、私の記憶では、この犯人が捕まるまでは、宇宙人説や陰謀論でテレビは大騒ぎだった。

 

というか全然記憶からすり抜けていたが、学校の宿直を縛り上げた話とか、便乗犯が光GENJIに対して殺害予告をしてガードマンがついたとかつかないとか。なかなかの混乱ぶりだ。

 

私はというと当時物心なんてとっくについていたはずなのに、宇宙人説しか覚えていない。

 

確かその前後にミステリーサークルも頻出したんじゃなかったっけ?

kids.gakken.co.jp

おっと、逆にミステリーサークルはいたずらではなくプラズマ説があるのか・・・

えーこれほんと?

プラズマって、テレビでインチキだ!って騒ぐ物理学者が使う理論じゃなかったっけ。(だからいいのか?)

 

いや、プラズマよりイタズラのほうがまだ納得できるけどなーー

 

最初と最後のマイナー事件に終始したが「3億円事件」や「グリコ森永事件」などの未解決事件や、生まれる前の「阿部定事件」「下山事件」など今でもこれらをモチーフにたくさんのコンテンツが生まれている有名事件がたくさん。

 

それにしても来年は昭和100年か。ずいぶん遠くになりにけりだな。

私が子供の時ルパン三世は銭形警部を「昭和ヒトケタ」っていじっていたけど、もはや昭和なだけで「いにしえ」感がでている昨今。

平成生まれが職場に入ってきた衝撃なんてものも遠くになりにけりだ。

次に読みたい本

下山事件がことの発端になる漫画、浦沢直樹の「BILLY BAD」

「グリコ森永事件」をモチーフにしたもの

もうこれが解決編だと誰かに太鼓判を押してくれないかな、というほどの完成度。

これはまだ読んでない。絶対おもしろいと思う。読まなきゃ。

 

三億円事件を扱ったもの

これは、3巻まで期間限定無料だったので読んだ。なーる。

これは一時期騒然となったよね。