悪口を言って愛される人が現れた。
堀元見の「教養(インテリ)悪口本」だ。
こちら、本屋で一目惚れして買ってしまった。
全くもって私の痛いところ、というかかゆいところ、というか萌ポイントというか、とにかく本屋で久しぶりに「ズキュン」とハートを撃ち抜かれたのである。
多分、ひねくれている筆者にそんなこと言ったら、それこそうまいことインテリ悪口を言われてしまいそうだが、(それはそれでうれしい。)とにかく、ムカつく相手に一言言ってやりたいけど言えないようなときに、悪口に聞こえない悪口を正面切って言えたらさぞや気持ちが良かろうと思う。
これって、最近流行っているこういうやつとはちょっと違うんですよ。
うまく説明できないけど、「人の悪口を言うなんて無駄だよ」的な自己研鑽系でもなく、アドラー心理学とも関係ないのよ。
悪口、言おうぜ!いい悪口考えようぜ!とまさかのポジティブさ!
ただ残念ながら、みなさんも使ってみたらとおすすめしてくれる悪口がどれもこれも覚えきれないほどレベルが高いので、多分とっさの一言には出てこない。
つまり、教養がないとスッキリできないのだ。
むしろ私は目の前で「インテリ悪口」を言われる側なんだろうと思う。
でも大丈夫・正面切って言われても悪口と聞こえないような悪口なので、教養のないものにはむしろ褒められている気さえするのだ。
なんにせよ、最高だよ!と悪口ではなく伝えたいのだが、頭悪そうな言葉しか出てこないのは残念。
熟読したけど、ちっともインテリ悪口が言えない残念。
新しいインテリ悪口を開発したいなー
得意分野でなにかないかしら。得意分野ないけど。