kindleunlimitedで読める国産ミステリー
主人公は引きこもりの音野順くん(おそらく20台半ば?)
推理小説家の私とバディを組んで謎を解き明かします、というと聞こえはいいけれど、何しろ引きこもりなので、人が苦手。
謎は僕が解き明かす!かもしれません・・・っと、名探偵のいいところが残念ながら尻すぼみ・・・
しかし、同じものを見ているはずの私や警察には解けなかった謎を音野君は最後はきちんと解き明かします。
私こと推理小説家の白瀬白夜が、とにかく音野君を高く評価していて見ていてちょっと萌えますが、ユーモアにまぶして事件の謎は意外と本格的なミステリ。
いろんな名探偵がいるけれど、現場にお弁当を持参してみんなにふるまう探偵っていうのはめずらしいかも・・・
結構殺人事件とか起こってますが、なぜかさわやかな印象を受けた。
踊るジョーカーを含む5編の短編集。
そして案の定、コミカライズされている模様。
うーん、大昔からホームズとワトソンのように名探偵とその記録者という組み合わせに胸をときめかせる人は多いようで・・・
しかも、イケメン(多分)の二人ならばそりゃ~読みたい!
いわゆるバディものが大好きな方におススメ!