いよいよ年度が変わりました。今日から新生活を始める社会人さんとかで電車は込み合ってるんでしょうね~
環境が変わることは結構なストレスですが、たいていの人はうまく乗り越えられます。
でも、乗り越えられないでいる人はカウンセリング・・・なんてものに行く必要があるのかもしれませんね。
実は、数ヶ月前母が体調を崩したときに主治医には「検査結果はどこも悪くないから、心療内科とか行ってみたら」と勧められたと憤慨しておりました。
憤慨する=ようするになんかインチキ臭い、占いみないなもの、というイメージを持っているようです。
で、私がいろいろといってみましたが、全然聞く耳持たないし、そのうちうやむやになってしまってます。
占いじゃねーよ!かあちゃん!
とちゃんと説明できそうな気になるのがこの本。
シロクマのことだけは考えるな! 人生が急にオモシロくなる心理術 著者:植木 理恵 | |
表紙にはおしゃれなシロクマの絵と「人生が急にオモシロくなる心理術」って書いてあり、かる~いマニュアル本か?と思いきや、結構本格的な学術用語も出てきます。
もちろんかみ砕いてありますが。
たとえばタイトルにもなっている「シロクマ実験」
忘れようと思えば思うほどかってそのことを考えてしまうことがこの実験により明らかにされているのです。
シロクマのビデオをみせた人達を3グループにわけそれぞれ、
「シロクマのこと覚えておけ」
「シロクマのことは考えても考えなくてもお好きなように」
「シロクマのことだけは考えるな」
と告げると、一年後にシロクマのことを一番覚えていたのは「シロクマのことだけは考えるな」と告げられたグループだったのです。
考えちゃいけない!と思えば思うほど考えちゃって、記憶が深くなるんですって。
ちなみに、白熊が選ばれたのは心理学的に何のシンボルでもなくイメージが固定されていない動物だからだそう。
だから、失恋の痛手とか思いだしたくもない失敗なんて「忘れよう!」と思えば思うほど焼き付いちゃうと言うことらしい。
へぇ~へぇ~へぇ~でしょ?
じゃあどうすればいいの?っていうのもこの本には書いてありますよ!
ほかにも、カリスマホストの手管とか、ずばり言っちゃうあの人のコツとか何故か人気者になるフシギちゃんのひみつとか。
おもしろかったよ~