すっかり春めいてきた今日この頃。春眠暁を覚えず?にはちょっと早いけど娘たちが起きないわ~
さて、伊坂幸太郎さんのさわやかな短編を読みました。
実験4号 著者:伊坂 幸太郎,山下 敦弘 | |
DVDと一緒になっています。が、私は結局映像のほうは観ずに返却しちゃいました。
(もちろん図書館で借りたさ、こんな高い本)
舞台は、近未来。ほとんどの人間が火星に移り住み捨てられた感のある地球。
でも、人間達は相変わらずで、バンドをしながらなんとなく本気のようなウソんきのような生活をしている主人公達。
ここでは浅野いにおさん「ソラニン」を強く思い出しましたヨ!!
ソラニン 1 (1) (ヤングサンデーコミックス) 著者:浅野 いにお | |
そういえば、本屋でPOPに伊坂幸太郎さんのコメントが載っていたような。(いなかったような)
近未来といっても、宇宙服を着た人がスペースオペラを繰り広げるわけではないし、なにより伊坂さんが楽しんで描いたであろう、しゃれた会話が楽しい!
なんか、ガツガツしていないバンド成功譚。
YAZAWA!じゃないけど、YAZAWA!なかんじ。クールなのか熱いのか?
装丁もとってもおしゃれでしたよ。ああ、こういうのいいなぁ~と思える一冊ですよ。