iCHi's diary~本は読みたし、はかどらず~

主に読書録。読み終えた本がこのまま砂のように忘却の彼方に忘れ去られるのが申し訳ないので、書き留める。要は忘れっぽい読者の読書日記。

出産!!

臨月って書いていたのが今月初め。ずーっとさぼっている間に出産しました。

予定より10日早く、深夜破水して早朝には出産のはこびに。

パジャマとかは一応用意していたものの、これから本格的に入院準備だ!と思っていた矢先だったので、足りないものがたくさん。一番足りなかったのは現金。おろしてなかったので大変だった・・・

陣痛中に必要なものがあって、産院の自販機で買ってきて下さい。と看護婦さんに言われるも、買えない心細さ・・・ったらないっす。

それで、母に携帯でさらしだのブラシだの細々したものを頼んでいたら切れられる。

「あんたは、どーして昔っからそーなのッ!!!ぎりぎりまでほったらかして!!」

ううう、陣痛中に電話で怒られることほど悲しいものはありません。

いいじゃん、いまっひっひふーってやってんだから!!

それから、人手も足りなかった・・・旦那が深夜帰宅してこれからもう一回会社に出る。と言った時に破水したもんで、どーにもこーにもなりません。

両親に子どもを預けて産院に行き、陣痛待合室という寒い部屋で一人待機。

でも大丈夫。

今回は呼吸法のプリントを持って挑みます。っていうか、陣痛の最中にプリントで勉強ってまさしく「あんたは昔から(怒)~!!」パターンか?

適当にプリントを見つつも、たまっていたPodcastを聞きながらにやにや。(ちなみに伊集院光深夜の馬鹿力

でも、私は陣痛はぎりぎりまで耐えられるタイプ。あんまりのんきにしていたら

今何期?(段階をおって呼吸法は変わる)かわからずに、だんだん遊べなくなってきた。

この、「いきみ逃しのたんそく呼吸」ってもうやっていいのか?と悩んでいるうちに

い、痛い!あとこれがどのくらい続くんだ?

結構いやかも~~!!

と思ってやっとナースコールをすると、助産師さんが「どうですか~」とにこにこやってきた

が。

その時点ですでに普通だったら分娩台に乗っていなければいけない状態だったらしい。

ばたばたと走り去る助産師さん。「来て下さい~」と叫びながら自分の術衣とか準備しております。

取り残された私。一人だし。ううう!!立てない!!

仕方がないのでマジで四つん這いで行く私。あった!!分娩台!!乗るぞ!!

っとおもったら、「こっちこっち!!奥!!」といわれもう一回方向転換。

たかだか2メートルがこれほど長く感じたことはありません。痛みの波が収まった時にすくっと立って猛然と小走りダッシュはさすがに無理)鞍馬競技か?と思うような勢いで分娩台に飛び乗りました。

たぶん乗ったのが5時10分くらい。で、出産は5時14分・・・・

私の場合、上の子達を生んだとき、いきんではいけない時もいきみすぎて、苦しかった記憶があるので今回は

助産師さんがいきんでいいと言うまではいきまない」

というのが目標だったんですが、助産師さんちっとも「いきんで」って言わないんですよ。

「我慢して!」「まだだめ!」「もう力入れなくていい!」ばかりですよ。

で、結局我慢ばっかりしてたら、びっくりするくらい安産でつるりすっぽんと出てきました。

まさしく「座ったと思ったら」状態でした。

完全に産み終わってから先生登場。

「・・・早いお産でしたね」とのコメント頂きました。

ええ、私もそう思っております。どちらかというと、出産より後産とか、先生による消毒の方が大変でした。

結局、5時過ぎくらいまで携帯でメールしたり、ちまちま遊んでいたので、ホントに申し訳ないくらい陣痛の痛みをのがすグッズは使わずじまい。

あ、でも前回同様、今回も使い捨てカイロはあって良かった!

アロマオイルなどは存在自体を忘れてた・・・

最後に、これから出産する方。ホント、案じるより産むが易し。ですぞ

あかちゃんは勝手に出てくる!んですね~

「生まれてくる子の最初の大仕事。母親はじゃまをしちゃ~いけないBY落語絵本「たがや」」

三人目でやっと力を抜いてお産できました!