円紫さんシリーズ第5弾?前回は第2弾だったし、なかなか順番どおりにいかない~
さて、今回は主人公の私は大学を卒業し出版社に入社します。おねえさんも結婚し子供ができ物語の時間はぐっと進みます。
しかし、円紫さんが安楽椅子探偵として活躍することは相変わらず。今回の事件は祖父が書いた日記にある判じ物。祖父が鈴ちゃんからもらったこの短歌を、時代を超えて読み解くと・・・そこにはせつない恋の歌が表れます。
そのことを知った私は自分の恋に少しだけ足を踏み出そうとします。ああ~ええ話や。
それにつけても、このシリーズの落語にたいする造詣の深さは恐れ入ります。というか、私の知っている落語家さん=笑点の人たち。う~ん知識がなさすぎてこの話のおいしいところを味わいつくせないのです。面白いけど、落語や歌舞伎のこともっと知っておいたらもっとよりよく味わえるのに!といった感じ。
最近落語気運みたいなものも高まってることだし、わたしも少しは始めようかなー。寄席にいく勇気はないのでまずはCDから。そして、今欲しくてたまらないのはiPod!これに入れて持ち運ぶのだ~おー!!(と一人で気勢をあげてみました)