iCHi's diary~本は読みたし、はかどらず~

主に読書録。読み終えた本がこのまま砂のように忘却の彼方に忘れ去られるのが申し訳ないので、書き留める。要は忘れっぽい読者の読書日記。

ぐりとぐら

オンライン書店ビーケーワン:ぐりとぐら

笑っちゃうくらい、定番中の定番なんですが、我が家でははずせない絵本です。
一号が2歳前くらい、夜なかなか寝ない時期がありまして、
長時間だっこをしてようやく寝かせてたのを改め、
(というか限界)ぐりとぐらをネバーエンディングの覚悟で読み聞かせていると
3クルー目くらいで寝るようになって、大変助かった思い出があります。
(多いときは7回くらい読んだけど)おかげで、

ぼくらのなまえは ぐりとぐら
このよでいちばんすきなのは
おりょうりすること
たべること
ぐりぐらぐりぐら

にちょうしっぱずれなへんてこな母オリジナル作曲をされているとも知らず、よく歌っております。
それにしても、この絵本は奥付を見ると私が生まれたころには
すでにあったようですが、子供のころ読んでもらった記憶は残念ながらなく、
高校のときの家庭科の授業、その名も「ザ・育児」のときに、
読み聞かせの大切なポイントの教材として出てきたことを、非常によく覚えています。
そのとき家庭科の先生が
「読み終わって「ほら、このカステラおいしそうだったでしょ?」とか「カステラは何色だった?」とか
読後チェックテストみたいなことをしてはいけない。子供が感じ取ったことを親が修正するようなことをしてはいけない」ってな、ことを言われたような覚えがあります。
そっか~っと思ったので今でも強烈に覚えてますが、なかなか難しいですよね。
言いたくなるもん。「おいしそーたべたーいい」って読むたび言ってます。母が。

それにしても、高校の家庭科の授業の育児って・・・そんなことをお勉強してテストがあったんだなぁ。
2児の現役母の私が受けたら、きっと当時より点数が低いような気がする。