横溝正史
いつのまにか、KindleUnlimitedに横溝正史の作品が追加されていた。 髑髏検校 (角川文庫) Amazon 張り切ってダウンロードするも、いまいちノリきれず読み終わるまですごく時間がかかった。 髑髏検校はなんと天草四郎が死後吸血鬼となって美しい容姿で若い娘…
横溝正史の「雪割草」を読んだ。 雪割草 久しぶりに、横溝正史のミステリ以外の作品を読んだ。 雪割草、美しい花である。 超ざっくりとしたあらすじは、諏訪の湖で育った美しい娘、有為子が育ての父の死を機に実父を探すために上京し、騙されて危うく売られ…
横溝正史の「空蝉処女」を読んだ。うつせみしょじょですって!キャーと思っていたら、「処女」とかいて「おとめ」と読ませるらしい。 ほーここはイコールなものなのか?ま、いいや。 どちらにしろすごいタイトルだ。 由利先生シリーズだか、由利先生が出てく…
横溝正史の由利先生シリーズ「血蝙蝠」を読んだ。 血蝙蝠 「由利先生」シリーズ (角川文庫) 作者:横溝 正史 発売日: 2020/05/22 メディア: Kindle版 肝試しに荒れ果てた屋敷に向かった女性は、かつて人殺しがあった部屋で生乾きの血で描いた蝙蝠の絵を発見す…
昼休みにふらふらとブックオフへ行った。 その日のお目当ては夏だからちょいとホラーっぽいマンガがあれば、だった。 いや、もっと言えばその前の日にTwitterで知った高階良子のマンガがあればゲットしようという腹だった。70年代から活躍している少女漫画家…
横溝正史の「刺青された男」を読んだ。 刺青された男 (角川文庫) 作者:横溝 正史 発売日: 2012/10/16 メディア: Kindle版 灼熱の外洋でも、絶対にシャツを脱がない大男の船乗りがいた。他人に見せられない刺青をしているという噂がある男だ。ある日、私が船…
横溝正史の「双生児は囁く」を読んだ。 残念ながら表紙は杉本一文ではない。どういうチョイスなんだろう? 双生児は囁く (角川文庫) 作者:横溝 正史 発売日: 2012/10/16 メディア: Kindle版 真鍮で作られた檻の中に飾られた真珠の首飾りは、「人魚の涙」と呼…
横溝正史の「塙侯爵一家 」を読んだ。 塙侯爵一家 (角川文庫) 作者:横溝 正史 発売日: 2012/10/16 メディア: Kindle版 霧深いロンドンの街の片隅で秘密裡に進められたある計画。それは、莫大な資産家塙侯爵の息子で欧州留学中の安道を、思い通りに操れる偽者…
横溝正史の「黄金の指紋」と「真珠塔 獣人魔島」をよんだ。 どちらもジュブナイル、言わゆる青少年向けの(横溝正史にしては)健全で明るい物語である。 黄金の指紋 「金田一耕助」シリーズ (角川文庫) 作者:横溝 正史 発売日: 2012/10/16 メディア: Kindle版…
横溝正史の「悪魔の家」を読んだ。 悪魔の家 「由利先生」シリーズ (角川文庫) 作者:横溝 正史 発売日: 2012/10/01 メディア: Kindle版 武蔵野の面影をとどめた杉並木に生暖かい夜霧が立ちこめる人けのない道。帰途を急ぐ新日報社の花形記者三津木俊助は、背…
横溝正史の「呪いの塔」を読んだ。 あんまり有名ではないけれど、傑作だと思う。 呪いの塔 (角川文庫) 作者:横溝 正史 発売日: 2012/10/16 メディア: Kindle版 軽井沢高原の朝もやの中にうっそりとそびえるバベルの塔。この塔の外側には放射線状に伸びた七つ…
横溝正史「山名耕作の不思議な生活」を読んだ。 山名耕作の不思議な生活 (角川文庫) 作者:横溝 正史 発売日: 2012/10/16 メディア: Kindle版 家並みもまばらな田舎くさい町の片隅に、十度ばかり往来に傾いたみすぼらしい家がある。その家には、天井がわりに…