2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧
横溝正史の由利先生シリーズ由利麟太郎を描いてみた。 金田一耕助はどうしても私のなかでは古谷一行なのだが、由利先生の方はドラマも映画も観たことないので、まっさらなイメージ。 由利先生の描写といえば、 「どう見ても40代そこそこ精悍で若々しい顔立ち…
アマゾンの小説ランキングにて、カミュの「ペスト」が小説の1位に入っていた。 ・・・こ、これはコロナの影響? ペスト (新潮文庫) 作者:カミュ 発売日: 1969/10/30 メディア: ペーパーバック アルジェリアのオラン市で、ある朝、医師のリウーは鼠の死体をい…
とは言えすでに上映期間は過ぎてらかもしれないが。 ちょっと前に周りの人たちが見に行きたいと言ってた映画「犬鳴村」の小説版を読んだ。 犬鳴村〈小説版〉 (竹書房文庫) 作者:樹生, 久田 発売日: 2020/01/16 メディア: 文庫 映画、結局予告編しか観れてい…
横溝正史の「幻の女」を読んだ。 相変わらず素晴らしい表紙絵。めちゃくちゃ唇かんでて、超悔しそう・・・ 血しぶきもすごい! 幻の女 「由利先生」シリーズ (角川文庫) 作者:横溝 正史 発売日: 2012/10/01 メディア: Kindle版 「人殺し!」叫び声を聞いた俊…
横溝正史の「花髑髏」を読んだ。 よ、読めるけど冷静に考えたらめちゃくちゃ難しい漢字だな「髑髏」 難しい、というよりやたらデコラティブというか過剰よね。 ホネヘンが二つって言うのもすごい。 この漢字を書く事って一生一度あるかなぁ、と思ったので書…
澤村伊智の「予言の島」を読んだ。というか、今回Audible版で聞いた。 予言の島 作者:澤村伊智 発売日: 2019/03/15 メディア: 単行本 だってね、今2か月無料なんですよ! 以前3か月くらいオーディブルに加入していたのだが、辞めた理由はやはり 「ちょっと高…
岸本佐知子の「ひみつのしつもん」を読んだ。 ひみつのしつもん (単行本) 作者:岸本 佐知子 発売日: 2019/10/10 メディア: 単行本 頭くらくら、胸どきどき、腰がくがく、おどる言葉、はしる妄想、ゆがみだす世界は、なんだか愉快。 いっそうぼんやりとしかし…
高校生のときアホホド読んでいた筒井康隆の「筒井漫画読本」を読んだ。 あー、このコマ、筒井康隆の不条理さをよく表していると思いません? 高校生の時、めちゃくちゃ読んでいたのに最近はとんとご無沙汰していて、久々にこのシュールさを思い出してニヤつ…
横溝正史の「悪魔の設計図」を読んだ。角川文庫の横溝正史シリーズといえば杉本一文の表紙絵だが、今回は群を抜いて目立つ!遠目にはグロテスクだけどよく見ると美女が苦悩している。よく見てもグロテスクかな。 悪魔の設計図 「由利先生」シリーズ (角川文…
横溝正史の「仮面劇場」を読んだ。 由利先生シリーズ第2弾だ。 仮面劇場 「由利先生」シリーズ (角川文庫) 作者:横溝 正史 発売日: 2012/10/01 メディア: Kindle版 瀬戸内海のまっただなかに木の葉のように浮かぶ一艘の小舟。だが、その上にしつらえた大きな…
Jamさんの「にゃんしゃりで心のお片づけ」を読んだ。 タイトルに断捨離と入れればもっと売れると思わなかったのかしら?あえてか!いさぎよいな。 にゃんしゃりで心のお片づけ。 作者:Jam 発売日: 2019/07/24 メディア: 単行本 やる気が出ないし、ダイエット…
世界一やさしい問題解決の授業―自分で考え、行動する力が身につく 作者:渡辺 健介 発売日: 2007/06/28 メディア: 単行本 世界一やさしいというタイトルと、カワイイイラストにつられて「世界一やさしい問題解決の授業」を読んだ。 内容は、自分たちのバンド…
有栖川有栖の国名シリーズ「ロシア紅茶の謎」を読んだ。 というより、ロシア紅茶の~を書いてから国名シリーズを書こう!と思い至ったようでですよ、あとがきによると。 ロシア紅茶の謎 〈国名シリーズ〉 (講談社文庫) 作者:有栖川有栖 発売日: 2013/06/28 …
タイトルままでございます。 今月の入れ替えでどうやらkindleunlimited対象から外れてしまったようで、しばらく悲しすぎて見て見ぬふりをしていたのだが、やっぱりなかったことにはならず、残念ならがら先日読了した真珠郎が最後の一冊になってしまった模様…
横溝正史の「真珠郎」を読んだ。 真珠郎 「由利先生」シリーズ (角川文庫) 作者:横溝 正史 発売日: 2018/11/22 メディア: Kindle版 鬼気せまるような美少年「真珠郎」の持つ鋭い刃物がひらめいた!浅間山麓に謎が霧のように渦巻く。無気味な迫力で描く、怪奇…