iCHi's diary~本は読みたし、はかどらず~

主に忘れっぽい私の読書録。最近はもっぱらAudibleで聞く読書

中年は、かなり長い本編である――『ランバーロール07』

ランバーロール編集部の「ランバーロール07」を読んだ。 今回の特集は「中年」。 若くはないが、老いてもいない。 昔なら人生の後半戦だったのだろうが、昨今はこの中間地点がずいぶん長いんじゃないかなー。 結局、自分より若いか、自分より年寄りかしかな…

猫ハラ被害報告

ハラスメント被害報告です。 パソコンの前に陣取ってちかづくもの噛みます。 この猫はよくお客に「可愛いねぇ噛まなければ」と条件つきで愛されている猫です。 母は無条件で愛していますよ。 被害なのか自慢なのかわかりませんが。 マウスを枕に眠る猫。 彼…

安藤祐介『退職クロスロード』生き様が現れる瞬間かも。

安藤祐介の「退職クロスロード」を読んだ。 退職の日は、人生の大晦日。 そう言われると、なんだか急に大ごとに思えてくる。 わさわさした年の瀬感をふと思い出した。今年もあっという間に暦の上では秋か。 年度末の3月31日。会社を去る窓際部長の佐和山と、…

名探偵だって事件のない日は暇である――坂田靖子『バスカビルの魔物』

坂田靖子の「バスカビルの魔物」を読んだ。 大好きな漫画家の一人。そんなに頑張れない日の読書に最適なのだ。 今日はちょっと風邪気味で、朝から鼻水が岩清水のように染み出してきて辛い。 (鼻水が岩清水と図らずも韻を踏んでしまった、どこぞのラッパーに…

家の中の砂――澤村伊智『ししりばの家』

澤村伊智の「ししりばの家」を読んだ。 いわゆるお化け屋敷の話だが、砂に覆われた珍しい設定。 湿ってずっしりした砂に覆われた部屋。その重たさ、冷たさ。湿度は太陽の下ならば好ましいかも知れないが、室内にあると異質だ。それがこんこんと湧き出してく…

牛も球にしたらええ――柞刈湯葉『まず牛を球とします。』

柞刈湯葉の「まず牛を球とします。」を読んだ。 不思議なタイトルだけど、どうやら物理とか数学の問題を解く時に、〇〇とします、の中に、こういう仮定をすることがあるらしい。 たとえば、複雑な問題をシンプルにするために。 お話は近未来。遺伝子工学が発…

「CATNAPPERS キャットナッパーズ」

長崎訓子の「CATNAPPERS キャットナッパーズ」を読んだ。 黒字に赤一色で刷られたイラストがとてもおしゃれな表紙。 あ、これは好きだわとお買い上げ。 長崎訓子の描く猫は、いわゆる「かわいい猫」の絵とはちょっと違う。 鉛筆で描かれたようなシンプルなが…