iCHi's diary~本は読みたし、はかどらず~

主に読書録。読み終えた本がこのまま砂のように忘却の彼方に忘れ去られるのが申し訳ないので、書き留める。要は忘れっぽい読者の読書日記。

ウは宇宙ヤバイのウ!

宮沢伊織のウは宇宙ヤバイのウ!を読んだ。 先日読んだ「ときときチャンネル」が面白かったので、2匹目のどじょうを狙うつもり。 タイトルから癖強すぎん? そもそもタイトルも、レイ・ブラッドベリのうは宇宙のう。から引いているよね。未読だけど。 ライト…

「カリブ海の秘密」これぞスノッブがたくさん出てくる。

アガサ・クリスティの「カリブ海の秘密」を読んだ。 ミス・マープルがリウマチの療養のために訪れたカリブ海のホテルで起きた殺人事件を見事に解決する話。 おばあちゃんであることをフル活用して捜査をするミス・マープルがとてもキュート。 特に今回は住み…

「記憶喪失になった僕が見た世界」リアル異世界転生もの

坪倉優介の「記憶喪失になった僕が見た世界」を読んだ。 小説や漫画(特に昔の少女漫画では)よく出現する「記憶喪失」だが、実際に本当に我が身に記憶喪失が起こった人はなかなか聞かない。 この本は、18歳の時に事故の後遺症で記憶喪失になった本人が当時の…

たゆたえども沈ます

原田マハの「たゆたえども沈ます」を読んだ。 ゴッホとその弟テオのストーリーに、日本人の林とシゲを絡めたアートフィクションと言う分野らしい。 フィクションだけどテオとゴッホの動きは年表通りで、そこに巧みに日本人のシゲの目線からストーリーを絡ま…

本屋パトロール「ジュンク堂福岡店」

今年の誕生日プレゼントは本5千円分購入がいい!という娘のリクエストをうけ、どうせなら福岡で一番大きい本屋(じゃないか?どうかな?)にいこうと「ジュンク堂福岡店」へ行ってきた。 福岡市一番の繁華街のこれまためちゃくちゃ人が多いっ通り沿いにそれ…

「コーヒーが冷めないうちに」不思議な喫茶店の四つの奇跡

川口俊和の「コーヒーが冷めないうちに」を読んだ。初読みの作家さんだ。 そもそも舞台用の脚本だったらしい。 たしかに、そう言われてみるとストーリはー全部雰囲気のよい喫茶店「フニクリフリクラ」の中だけで完結する。 いくつかのルールをまもってコーヒ…

ハンギョドンの老子

ハンギョドンの老子を読んだ。 ハンギョドン、私が小学校高学年のファンシー文具集めに明け暮れるている時からいたサンリオキャラクターだ。 最近またあの時代のサンリオキャラクターが大復活を果たしていて、この色使いがなんとも言え好きなのである。子供…